2019年3月19日 (火)

映画「運び屋」

2019/03/13

Img_0657
所用で出掛けた先で映画。本当はアカデミー賞を取った「グリーンブック」が見たかったのだけれど、30分ほど私の空き時間に合わなかったため、こちらになった次第。
この日の朝、知って驚いたニュースが「ピエール瀧が麻薬(コカイン)使用容疑で逮捕」だったため、こうした運び屋や麻薬組織の存在の映画を見るのがなんとも言えないタイムリー感、となりました(あらら)。
監督:クリント・イーストウッド
脚本:ニック・シェンク
出演クリント・イーストウッド、ブラッドリー・クーパー、ローレンス・フィッシュバーン、マイケル・ペーニャ、アリソン・イーストウッド、アンディ・ガルシア
解説とあらすじ(シネマトゥディより)
「The New York Times Magazine」に掲載された実話をベースにしたヒューマンドラマ。麻薬を運ぶ90歳の男に待ち受ける運命を描く。監督と主演を務めるのは『ミリオンダラー・ベイビー』などのクリント・イーストウッド。イーストウッド監督作『アメリカン・スナイパー』などのブラッドリー・クーパー、『マトリックス』シリーズなどのローレンス・フィッシュバーンらが共演する。
あらすじ*
90歳のアール・ストーン(クリント・イーストウッド)は、家族を二の次にして仕事一筋に生きてきたが、商売に失敗した果てに自宅を差し押さえられそうになる。そのとき彼は、車で荷物を運ぶだけの仕事を持ち掛けられる。それを引き受け、何の疑いも抱かずに積み荷を受け取っては運搬するアールだったが、荷物の中身は麻薬だった。
...。oо○**○оo。...。oо○**○оo。...。oо○**○оo。
クリント・イーストウッドが監督した作品は見たことあるけれど、彼が主演の作品は実は初めてなのでした。実年齢88歳のクリントが90歳の「運び屋」を演じます。
3年半前に他界した義父、そして今年88歳の実父(長い入院で足腰が弱り、全介助で先週転院しています)を思うと、実に素晴らしい「おじいさま」。映画そのものも良かったけれど、この老齢にして主演を演じて(監督も!)なんら他の出演者にひけをとらない(麻薬組織のボス役だったアンディ・ガルシアと堂々と渡り合っている)クリント・イーストウッドという人間そのものに圧倒されて大拍手。この歳になるまでの生き方(映画に対する旺盛な創作意欲や、主演を務めるための徹底した自己管理など)を想像するだけで尊敬です。
娘役が、実子のアリソン・イーストウッドだったことも興味が湧きました。仕事で家庭を顧みないで来てしまった晩年の後悔をなんとかしたい、でも出来ない。運び屋をしたら麻薬組織の悪党たちから感謝されたら、確信犯でも運び屋を続ける(孤独より頼られると人間はそちらに行っちゃうんだね)。運び賃(大金)は、遅ればせながら家族に使おうとする。コカインを運ぶことへの罪の意識は軽く、家族への悔いの念は深い。人生は、矛盾で複雑で、しかも時間は絶対に戻らない…。しかし、どこか肝の据わった(戦争経験者らしい覚悟)主人公、身内にいたら嫌だけど、こういうお爺さんっていかにもアメリカの田舎にいそうで微笑ましかった。
 アンタッチャブルの、敏腕スナイパー役だったアンディ・ガルシアが、太ったオッサンになって麻薬組織の親分になっていたのにはややショック
 これを機に、クリント・イーストウッドの若かりし頃の映画も見てみたくなりました。

2019年3月10日 (日)

映画「半世界」

2019/03/08

Img_0643
 この映画を知るきっかけは、NHKのあさイチに朝ドラ「まんぷく」の立花萬平役で好演中の長谷川博己がゲスト出演し、彼が出演しているロードショーシネマを紹介するコーナーがあったからなのでした。映画の一部を紹介されただけでも引き込まれるような印象で、しかも主演が中学生の父親役で稲垣吾郎さん。最初の場面では、誰だろう?と思ってしまうようなジャニーズ時代のアイドルの気配を消し去って演技している(ように見えた)ことも、あ、観に行きたい!と思ったきっかけです。
 しかし、上映館が少ない上に、上映時間が遅めで私の生活時間帯に合わないケースが多く、唯一見つけた映画館が「TOHOシネマズ府中」。意を決して?、本日朝一番に確定申告を提出しに税務署へ行き、帰宅後義母をデイケアに送り出し、送迎の車を見送ってから5分で家を出て映画館へGO! 、(今日は、義母のピックアップも京王線も時間通りだったので、感謝)やれば出来るよねという達成感とともに映画鑑賞
邦画でこれほど心に沁みる映画は、近年久し振り、と感じるほどの出来の良い映画でした。個人的には万引き家族よりもこちらの映画に「賞」を受け取ってもらいたい
と思うほどです。
監督・脚本 阪本順治
製作総指揮 木下直哉
音楽    安川五朗
出演 稲垣吾郎、長谷川博己、渋川清彦、池脇千鶴、竹内都子、杉田雷麟(すぎたらいる)、小野武彦、石橋蓮司 他
解説とあらすじ:(シネマトゥディより)
・解説ーーー『十三人の刺客』などの稲垣吾郎が主演を務めるヒューマンドラマ。炭焼き職人として生きる男が旧友との再会をきっかけに自身を見つめ直す。メガホンを取るのは『大鹿村騒動記』などの阪本順治。『二重生活』などの長谷川博己、『そこのみにて光輝く』などの池脇千鶴、『下衆の愛』などの渋川清彦のほか、小野武彦、石橋蓮司らが共演する。
ああらすじ: 
とある地方都市。山中にある炭焼き窯で、炭焼き職人として備長炭を製炭する39歳の紘(稲垣吾郎)は、帰郷してきた中学時代からの友人である元自衛官の瑛介(長谷川博己)と再会する。彼の一言を契機に、紘は父親から何となく継いで炭焼きの仕事をこなし、仕事を理由にして家庭のことを妻・初乃(池脇千鶴)に任せていたことに気付く。さらに別の同級生・光彦(渋川清彦)からは、息子の明に対して無関心だと言われてしまう。紘は仕事や家族に向き合おうと決意する一方、瑛介の過去を知り......。...。oо○**○оo。...。oо○**○оo。...。oо○**○оo。
先ずは、主演の稲垣吾郎さん、ジャニーズ事務所に在籍していたら、この映画の出演はなかっただろうな〜と思うと、SMAPは解散して正解だったかな。映画の前半、地方で暮らす炭焼き職人にしては綺麗すぎて(スタイル良すぎて、絵になりすぎて)似合わない、という印象でしたが、話の中盤からは、炭焼き職人に見えました!そして彼を支える妻の初乃役の池脇千鶴さんが上手い。実はシッカリ女房なのだけれど、中年夫婦のダルさも、中学生の息子(お年頃)を抱え悩み多き母親でイライラしている様も夫を愛しているさりげない様子も全部演じきって、リアルで感動するほどです(しかも可愛い)。この人、10年以上前に大河ドラマ「風林火山」で武田信玄(当時の市川亀治郎)の正妻を演じていましたが、その時も何か心打たれる良いお妃様で、こういう役どころが似合うなあ、と思っていたことがこの映画で開花している感じです。いい女優さんです
 映画の内容に戻ると、「半世界」、それは小さな町村の小さい家族や仲間の中での話しです。絋(稲垣吾郎)と瑛介(長谷川博己)と光彦(渋川清彦)が中学時代からの幼馴染で性格が対照的なコウとエイスケが二等辺三角形の二辺であれば、それを繋ぐ役割のミツヒコが底辺となって(彼の存在が重要、支える役どころ)、中年になって再会した彼らの友情をきちんと成り立たせている映画でした。同じ場所で育ってもそれぞれ違う現実がある。父親の仕事を自らの選択(反発と意地)で継いだけれどもバブル崩壊後の時代の影響もあって頭は仕事のことで精一杯、息子のいじめに向き合えない父親のコウ、自衛隊員として過酷な経験をして自我のコントロールが出来なくなってしまったエイスケ、地元で根を張って暮らすミツヒコにも家族や経営している中古車販売店の問題がちょこちょことはあって。(渋川清彦さんは初めて見ましたが、父親役の石橋蓮司さんに負けず劣らずの役者ぶりで、彼の家族を中心に描いたドラマを映画化して欲しいくらいでした。お姉さん役の竹内都子さんもコミカルで楽しいこの映画の笑えるシーンはほとんどがこの家族の話しだった)
 冒頭のシーンがあり、3ヶ月前という場面に切り替わります。映画の中盤では、エイスケがトンガっている姿をモロ出しにする乱闘シーンがありますが、長谷川博己さんのエキセントリックな形相が迫力だし、動きのキレに圧倒されます。それをきっかけに再び心を閉ざして街を出て行きそうになるところを見て、自殺しちゃうのかな?と思っていたけれど、冒頭で不在だったのはコウだったな〜と思ったところで、なんとなく先が読めてしまいましたが、現実の世界でも、この映画のような展開が一番あり得ると思うほどに、泣けました。(シアターで前列斜め前に座っていた吾郎ファンらしき女性の泣き方ほどではなかったけれど
 この映画、今の日本の抱える問題をいくつもはらんでいると思いました。自衛隊のこと、学校のいじめ問題、担い手が不在になりゆく産業の問題等々。映画からは「こうあるべき」というメッセージは何も汲み取れませんが、平成という時代を色濃く反映していると思いました。本当にいい映画。
Img_0644
上映館には、舞台挨拶の稲垣吾郎さんが来館された様子です。写真にはほとんど映りませんでしたが、オレンジ色のペンでサインが書き込まれていたポスター
 

にほんブログ村 主婦日記ブログ 兼業主婦へ
にほんブログ村

2019年3月 9日 (土)

太田記念美術館

2019/03/07

Img_0639

1月末に「新北斎展」を見た際、東京(原宿)に浮世絵専門の美術館があることを知った。太田記念美術館と言って、東邦生命(1999年に経営破綻)の経営を担っていた太田一族の五代目:太田清蔵が収集したコレクションを元に設立した美術館。原宿駅から徒歩5分のところにこんな美術館があるとは…。まだまだ知らないこと、行ってないところ盛り沢山の東京ですなぁ。

 

小原古邨(Ohara Koson: 1877~1945)の企画展。チラシのキャッチコピーが

「花は咲き、鳥は歌う 生きものたちのユートピア」

浮世絵とは思えない出来栄え(淡く美しい精密画調)の作品が揃っている上に、雨にも関わらず、会場は大盛況!!

朝ドラ「まんぷく」に登場するヒロインの義兄:克彦(画家)の若い頃と同様に「鳥の絵」が得意です。本当に上手いなあ、としみじみです。とりわけ、惹きつけられたのは「月に木兎」(つきにみみずく)と「月下の五位鷺」(げっかのごいさぎ)で、ミミズクの作品の方には画稿もありました。

 小原古邨、この先人気が上がりそうな予感。

太田記念美術館の売店は、チケット売り場と兼用のごくわずかなスペースで、混みあってもいるし落ち着いて見たり買ったりにはやや難ありですが、地下一階に、「手拭い専門店」があります。原宿っぽくない感じ(谷中とか似合いそう)ですが、この美術館には似合っています(人もいっぱいでした

にほんブログ村 主婦日記ブログ 兼業主婦へ
にほんブログ村

2019年3月 8日 (金)

「わたしの図書室」in日比谷図書文化館

2019/03/02

Img_0621
Img_0637
ラジオ日本開局60周年特別番組の公開収録企画が行われ、事前に応募ハガキで申し込んで当たった私と友人は行ってきたのであります
主催のラジオ日本は、神奈川県に本社を置くAMラジオ(中波)放送局で旧名がラジオ関東。私は中学生の頃、ここの放送局の「全米トップ40」という番組の聴取者でした。(クイーンとかカーペンターズとか、シカゴ、アメリカ、イーグルスとか知ったのはこのラジオ局からだったな〜懐かしい
 こちら「私の図書室」という番組は元は「夜の図書室」というタイトルだったそうで、比較的昔懐かしい朗読に適する本:太宰治、宮沢賢治、芥川龍之介、などを取り上げているのだそうです。固定ファン層を掴んでいるのかな?長く続いているようです。
 この度、私は初めての企画に当選し、改めて振り返ってみて、「ラジオでお話を聞く」というのは実は子どもの頃好きだったことを思い出しました。確かNHKの第二放送で「お話しでてこい」という番組があって、佐野浅夫さんが朗読する「泣いた赤鬼」(最終場面で村を去って行く青鬼が赤鬼宛に書いた手紙を読むところ)で涙ボロボロだった経験が…あれは小学何年生の頃だったかなぁ?このブログを書くために調べてみたら、この番組は今も健在でしたビックリ〜。佐野浅夫さんは93歳でご存命のようですし!。私の子育て中にはインターネットもradikoもなかったから、ラジオ番組のことなど全くすっかり抜け落ちてしまっていた、う〜ん、残念、(結果的に息子達にはニンテンドー系のモノを与えてしまって反省後悔)。最近、1人で車を運転している時、寸劇のような朗読モノを聞いたりしてますが、結構楽しく面白い(六角精児さんが上手い)今後の私の人生の中では、この分野重要なチェックポイントです。話が逸れたので。元に戻ります。
Img_0622 Img_0623
声優でナレーターの羽佐間道夫さん(実兄が元NHKのスポーツアナウンサーの羽佐間正雄さんでした。私はこの2人を混同してました彼らの大叔母にはオペラ歌手でイタリアで大成功し蝶々夫人役で名を馳せた三浦環さんがいるそうで、元々美声のDNAを持つ一族なんですね)、そして元日本テレビアナウンサーの井田由美さん、(61歳独身で可愛い、理想的な年齢の重ね方です憧れます)お二人で進行していきます。本日のタイトルは「二階」by松本清張。時代背景が今とはかなり違ってはいるものの、なかなかスリリングな展開に引き込まれました。
そして、この短編の引用元「中央公論社の松本清張小説セレクション」を編集したのが作家の阿刀田高氏で、朗読後、休憩の後3人でのトークショーがありました。
一言で表現すると、「皆さんとてもお元気、頭の回転冴えてる!」
頭も身体も「よーく使って」こそのザ・健康寿命、なのだとしみじみ思った一日でした。

2019年3月 7日 (木)

早春の新宿御苑

2019/02/27

一昨年の大学スクーリングで一緒に学んだ友人とランチ&御苑散策。
一足先に就職した彼女と、近況報告がてら食事と花見(梅と桜)を楽しみました。
新宿御苑は徳川家康の家臣・内藤氏の江戸屋敷の一部がそのルーツといわれています。明治に入り、農事試験場を経て、明治39年(1906年)に皇室の庭園となり、戦後昭和24年(1949年)に国民庭園として一般に公開されました。(新宿御苑のチラシより)
Img_1665 Img_1666
梅と河津桜が綺麗に咲いていました。
Img_1667
個人的には、福寿草と椿寒桜が印象に残りました。(今回改めて植物名と花が一致したということもある!!)
Img_0608
苑内のレストラン「エコハウス レストランゆりのき」でお茶しましたが、スイーツセットが、凝ったものでありました。
江戸東京野菜のスイーツセット(¥1000)
・滝野川ゴボウのガトーショコラ
・内藤かぼちゃのパウンド
・伝統小松菜のパウンド
・長ネギと内藤とうがらしのケーキ
飲み物は、コーヒー、紅茶、ハーブティー、バラの紅茶、オレンジ、コーラ、ジンジャーエールから一つ選択。
他にも、「ローズガーデンセット」(友人はこれを選んだ)、や「江戸東京野菜のスコーンセット」など個性的なラインナップでありました。館内はゆったりムードで外国人夫婦(多分在住の方と思われる雰囲気)が、優雅に過ごしている風景は、都心の穴場的場所だと思わせてくれます。東京は「緑が少ない」という既成概念はここで覆されること間違いなし
そういえば、先週観た映画「シティハンター」ではこの新宿御苑内が戦場だったなぁ

2019年3月 6日 (水)

美術館に行く

2019/02/20

やっつけ仕事的な更新ですが、自身の記憶として更新。
資格を取るために入った大学の学生証を年度末まで持っていられるため、可能な限り美術館や博物館巡りをしたいと思っていましたが、さて何ヶ所行けるのか?
Img_1671
先ずは、来年末で閉館が決まったという現代美術で有名な「原美術館」へ。
品川駅からトコトコ歩いて行きました。閑静な住宅街:品川区御殿山、古いけれど瀟洒な洋館が原美術館。(1938年、渡辺仁の設計により建てられた原邦造(実業家)の私邸だったものが1979 年に美術館となり今に至るもの。渡辺仁氏は銀座和光や東京国立博物館本館を手がけた建築家です)素敵な建築です、撮影禁止が残念。
開催中の企画展は、私にはかなり難解なものでしたが、コンテンポラリーアートとはこんなものかも
にほんブログ村 主婦日記ブログ 兼業主婦へ
にほんブログ村

2019年2月20日 (水)

映画「劇場版シティー・ハンター〈新宿プライベートアイズ〉」」

2019/02/20

Img_0561
原作:北条司
脚本:加藤陽一
音楽:岩崎琢
声優:神谷明(冴羽獠)、伊倉一恵(槇村香)、飯富まりえ(進藤亜衣)、山寺宏一(御国真司)、一龍斎春水(野上冴子)、玄田哲章(海坊主)、小山茉美(美樹)、
大塚芳忠(ヴィンス)、戸田恵子(来生瞳/来生泪)、坂本千夏(来生愛)、徳井義実(コニータ)ほか
解説とあらすじ(シネマトゥデイより)
裏社会屈指の始末屋と相棒たちの活躍を描いた北条司のコミックを原作に、アニメ化、実写映画化もされた「シティーハンター」の劇場版。神谷明、伊倉一恵をはじめオリジナルキャストが再結集し、現代の新宿を舞台に新たな戦いが繰り広げられる。新たに山寺宏一と大塚芳忠が加わり、女優・飯豊まりえとチュートリアルの徳井義実がゲスト声優として参加する。
あらすじ:
裏社会屈指の始末屋、シティーハンターこと冴羽リョウは、モデルの進藤亜衣からボディーガードを依頼される。亜衣がキャンペーンモデルを務めるIT会社の社長・御国真司は、リョウの相棒・槇村香の幼なじみで、撮影現場で再会した彼女をデートに誘う。喫茶キャッツアイの海坊主と美樹は、傭兵(ようへい)が新宿に集まってくるという情報を入手する。
...。oо○**○оo。...。oо○**○оo。...。oо○**○оo。
 シティハンターは、子供達がテレビアニメ(再放送?)等を見ている時に、私は子供の背中越しに見ていた〜かな?という程度の記憶なのですが、主人公の冴羽獠の声優さん=神谷明さんが好きで、その神谷さんが20年ぶりぐらいに冴羽獠を演じる(今年72歳だそうです)ということと、脚本家の加藤陽一さんが知り合いの息子さんだということで必ず観に行こうと思っていた作品。
 新宿が舞台、テレビのアニメでも新宿が舞台だったのか記憶にないけれど、今日の映画は、リアルに新宿でした。「君の名は。」の代々木駅とその周辺の映像がピンポイントで印象に残りましたが、今回は、最初から最後までずーっと新宿が描かれていてしかも、アニメでそこまでとは凄い!!と脱帽です。今回は時間の都合で、新宿三丁目のバルト9で観ましたが、戦いの場となった新宿御苑はすぐお隣りです(笑)
 ストーリー的にはベタですが、懐かしい曲(音楽)やキャッツアイの三姉妹のスペシャルな登場シーンも含めて最後までシティハンターワールドを楽しみました。
このブログが乳がん闘病記からスタートしたことを思うと、記しておくべきことがひとつありました。声優の藤田淑子さんが、昨年12月28に浸潤性乳がんで亡くなられました。キャッツアイの長女(泪)役の方だそうです。予定は組んでいたのだけれど収録は叶わなかった。そこで本当の姉妹みたいに親しくしていたらしい戸田恵子さん(次女の瞳役)が泪の分も兼任していたのでした。エンドロールに「In memory of藤田淑子 とあって。ファンの方達はグッと来たとの書き込みがいくつか見受けられました(Yohoo映画)。 昨年はさくらももこさんをはじめ、乳がんで亡くなった有名人が本当に多かった。
 平成最後のシティハンターの映画に声優としての出演を叶えたかったことでしょう、藤田淑子さんのご冥福をお祈りします。映画を見終わったら、久しぶりに「新宿の夜景」が見てみたくなりました。(冴羽獠の2枚目としての場面に出てきます)
Img_0565 Img_0570
 新宿三丁目という駅は、地下鉄が3線通っています。副都心線パブリックアートとして、伊勢丹の入り口に近い場所と、副都心線の改札入ったところから30mほどの通路のところに、版画家山本容子さんの「不思議の国のアリス」を題材にしたアートがあるという話を、猫友で山本容子ファンの方から聞いていたので、チェックしておきました〜。
Img_0568
春から、副都心線を利用して通勤することになったので、その時に改めてよく眺めさせてもらう予定

2019年2月19日 (火)

映画「七つの会議」

2019/02/18

Img_1640

テレビドラマ化もされた池井戸潤の同名企業犯罪小説を、野村萬斎主演で映画化。八角役を自身初のサラリーマン役となる萬斎が演じ、香川照之、及川光博、片岡愛之助、音尾琢真、立川談春、北大路欣也と行った池井戸ドラマ常連俳優が顔をそろえる。監督は「陸王」「下町ロケット」「半沢直樹」など、一連の池井戸ドラマの演出を手掛けた福澤克雄。(映画館のパンフより)

原作:池井戸潤

監督:福澤克雄

キャスト:野村萬斎(八角民夫)、香川照之(北川誠)、及川光博(原島万二)、片岡愛之助(坂戸宣彦)、音尾琢真(三沢逸郎)、藤森慎吾(新田雄介)、朝倉あき(浜本優衣)、岡田浩暉(佐野健一郎)、木下ほうか(田部)、吉田羊(淑子)、土屋太鳳(三沢菜々子)、小泉孝太郎(奈倉翔平)、溝端淳平(星野)、春風亭昇太(飯山孝実)、勝村政信(加茂田久司)、世良公則(村西京助)、鹿賀丈史(梨田元就)、橋爪功(宮野和広)、北大路欣也(徳山郁夫)、役所広司(弁護士)

あらすじ:(シネマトゥディより)

都内の中堅メーカー、東京建電の営業一課で係長を務めている八角民夫(野村萬斎)。最低限のノルマしかこなさず、会議も出席するだけという姿勢をトップセールスマンの課長・坂戸宣彦(片岡愛之助)から責められるが、意に介することなく気ままに過ごしていた。営業部長・北川誠(香川照之)による厳格な結果主義のもとで部員たちが疲弊する中、突如として八角がパワハラで坂戸を訴え、彼に異動処分が下される。そして常に2番手だった原島万二(及川光博)が新課長に着任する。

...。oо○**○оo。...。oо○**○оo。...。oо○**○оo。

キャストを入力しているだけでも芸達者な顔ぶれが揃っている映画だったなぁ、としみじみ思い返す。文字通りの「実力派キャストのアンサンブル」映画でした。同じ原作でも、テレビドラマ(NHK)では、主人公を原島にして東山紀之が演じ、個性的な八角を吉田鋼太郎が演じていました。私的には、原島には及川光博、八角には吉田鋼太郎に軍配をあげたいかな。鬼軍曹のような北川役にはテレビドラマの石橋凌(も良かったですが)を完全に上書きした感じの迫力満点演技と顔の 香川照之。副社長の村西役を世良さんが演じていたとは最後まで(あれ?この人誰だっけ??)となっててエンドロール見上げて、おおっ、そうだそうだ、と納得。なのでこの映画には、狂言師、歌舞伎役者、落語(噺)家、舞台俳優、お笑い出身、時代劇出身、音楽バンド出身、と実に多彩であったのです。

映画版では、原島をストーリーテラーのような形に置いて、八角が暴れまわる展開にしましたが、確かにこの方が、ラストシーンが生きてきます。ただ、声は抜群に良い野村萬斎さん、演技がやや不自然(狂言師が抜けないなので、ややくどい)そこまでやると嫌みだなぁ〜という域にしょっちゅう足を踏み入れていた感じ。映画はエンタメだもんね、と割り切ってしまえばいいのかもしれませんが、先に吉田鋼太郎さんの魅力的な八角を見てしまっているのでなんだか最後まで鼻につく印象でした。

 最後の場面は、弁護士役の役所広司さんとのやりとりですが、やや年齢は行っているものの、この人に八角を演じて欲しかったな〜、と思ってしまうのでした。

テレビドラマでは、誰が演じていたんだっけ?と思い出せないくらい印象の薄かった新田雄介=めちゃくちゃクズな社員役、をオリエンタルラジオの藤森慎吾が演じていてハマり役!!経理課長の腰巾着&社内で不倫というどうしようもない役が上手いです。きっと今後も俳優としてやっていけると思います。ちょい役に小泉孝太郎、溝端淳平、土屋太鳳、春風亭昇太、と映画の製作委員会にTBSが入っているとなんて凄いのだろう、と大画面で堪能しました。

そう、本日の映画館は、TOHOシネマズ日比谷。映画館はミッドタウン日比谷と隣の東京宝塚劇場に入っているスクリーン合わせて十数ルーム。規模が大きいのとミッドタウンの中層階にシネマがあるのとで、映画館特有の看板、ポスター、電子チラシ類が見当たりません、なので、いつも映画鑑賞する際にスマホ撮影している「チラシ」が撮れず、こんな電子掲示板(下に写真貼り付け)を撮っただけで、上の掲載写真はスクショです(今回はミッドタウンの中ではなく、地下階で繋がってる東京宝塚劇場に入っている方のシアター12で鑑賞、チケット購入してから座席まで結構遠い

Img_0553

クリーンで天井高いホールのような入り口、ガラス張りの窓の外は日比谷公園が丸見え〜というシネコン。会場(番号のシアター)に入れてもらえるのは、上映5〜10分前、となっている上に本編前まで暗くなく、上映終了後は点検と掃除に余念が無い最近の映画館はトイレも綺麗で(恐らく監視カメラも各所に備わっていると予想)、衛生環境や犯罪撲滅に努めている安全安心な場所として生まれ変わろうとしているのだと思います。

にほんブログ村 主婦日記ブログ 兼業主婦へ
にほんブログ村

2019年2月14日 (木)

映画「ファースト・マン」

2019/02/13

Img_0531
車で外出し、用事の合間の空き時間に観る。今月は見たい映画が数本あって、上映時間にヒットしたのでまずは「ファースト・マン」が今月のファースト映画
 
近頃のNHKの番組は、時流を意識して制作されているのか?公開直前の2/7にBSプレミアム「ザ・プロファイラー」で取り上げられているのがこの映画の主人公でもあるアポロ11号の船長、ニール・アームストロング氏。なので、予習はバッチリ。映画に盛り込まれた情報はむしろテレビ番組で知ったものより少なかったぐらいです。
映画情報
原作:ジェイムズ・R・ハンセン
監督:デイミアン・チャゼル
制作総指揮:スティーブン・スピルバーグ他
脚本:ジョシュ・シンガー
音楽:ジャスティン・ハーウィッツ
日本語訳の監修:毛利衛
出演:ライアン・ゴズリング、クレア・フォイ、ジェイソン・クラーク、カイル・チャンドラーほか
解説とあらすじ(シネマトゥディより)
『ラ・ラ・ランド』のデイミアン・チャゼル監督とライアン・ゴズリングが再び組んだ伝記ドラマ。人類初の月面着陸に成功したアポロ11号の船長ニール・アームストロングの人生を描く。ジェイムズ・R・ハンセンの著書を『スポットライト 世紀のスクープ』などのジョシュ・シンガーが脚色した。共演は『蜘蛛の巣を払う女』などのクレア・フォイ、『ゼロ・ダーク・サーティ』のジェイソン・クラークとカイル・チャンドラーら。
あらすじ:幼い娘を亡くした空軍のテストパイロット、ニール・アームストロング(ライアン・ゴズリング)は、NASAの宇宙飛行士に応募し、選抜される。彼は家族と一緒にヒューストンに移り住み、有人宇宙センターで訓練を受ける。指揮官のディーク・スレイトン(カイル・チャンドラー)は、当時の宇宙計画において圧倒的優位にあったソ連も成し得ていない月への着陸を目指すと宣言する。
...。oо○**○оo。...。oо○**○оo。...。oо○**○оo。
デイミアン・チャゼル監督の作品は「セッション」で注目、ママ友3人で「ララランド」を観たいきさつから、この映画(監督&主演のライアン・ゴズリングのコンビでの作品)は要チェックであったのでした。
  原作者のハンセン氏はNASAの歴史学者でもあり、アームストロングをよく知る人物。NHKの番組で予習しただけあって、この映画は単なるアポロ計画の成功物語的なヒーローものではない、と言う事は予想がついていました。映画の冒頭はアームストロングがテストパイロットとして高速飛行の実験機(X-15)で困難を乗り越えてエドワード空軍基地に帰還するところから始まります。ドキュメント風の映像と表情のアップが多用され、激しい振動や光の点滅、真っ暗、等々(後から知ったのだけれど16mmフィルムカメラでの撮影で)映像が雑、体調が悪い時に観たらきっと酔ってしまうだろうなぁ、と140分の映画の冒頭で既に眼精疲労を予測した次第。東西冷戦の真っ只中、米ソの宇宙への競争はエスカレートして、1961年にソ連のガガーリンが宇宙へ行くと、ケネディ大統領は月面着陸を1960年代に成功させるぞ!と宣言し、アポロ計画が推進されます。過酷な訓練、ワーカホリックなニール(夫)を見て、妻のジャネットは「人類を月に立たせる国家目標の為、私たちの生活はささげられていました」と言っていた。芯の強い、家族想いのジャネットは本来活発で楽天家だそうだけれど、それでも相当キツかっただろうと思います。迫力のある演技:クレア・フォイ演じるジャネットは、大竹しのぶを彷彿とさせるものでした。このような妻子が1人の宇宙飛行士の背後に何人も存在し、多くの試練、失敗による仲間との死別という犠牲もあったアポロ計画、アームストロングは、とにかく何としてでも月に降り立ち計画を成功させよう、という使命感やらプレッシャーを一身に背負っていたのだということがヒシヒシと伝わる内容で華やかさがない映画でありました。
 折しも、朝ドラ「まんぷく」では、今日の放送で「インスタントラーメン」が完成します。これもファーストマンの紆余曲折あって成功を手にする一代記が描かれていますが、いずれにしても彼らのチャレンジ精神は凄い!。アポロ11号の打ち上げ前の記者会見場で、マスコミは勇ましく華やかなコメントを求めているのに、アームストロングは「記念に宇宙に何か持って行けるとしたら?」の質問に「ならば、少しでも多くの燃料を乗せていきたい」とにべもなく答える姿。
 しかし、月面に降り立った最初の一歩での言葉「1人の人間にとっては小さな一歩だけれど人類にとっては大きな飛躍である」と言った言葉はあまりにも有名。
そして映画では、冒頭のテストパイロット時代、仕事から帰宅したアームストロングは小児がんを患っている幼い娘の看病をしています。放射線治療に付き添ったり、吐き戻す娘の小さな背中をさすったり、ベッド脇で本を読み聞かせてあげたり…ほどなく彼女は他界して、遺品の小さなブレスレットを引き出しにしまう場面がありますが、そのブレスレットは月まで運ばれていて、彼は、月面のクレーターにそっと投げ込みながら涙する場面で回収されるという筋書きです(実際には息子2人の父親だったようですが)。燃料持参発言…の話は当時のVTRも残っていて(NHKで取り上げられていた)本当でしたが、その映像によると持参品の真実として「小さな包み」は持って行っていて、それは「宇宙飛行士を称えたメダル=(事故でなくなった仲間の飛行士や同志としてのソ連のガガーリンのもあったそうです)」。
 宇宙空間から地球を見た飛行士たちが異口同音に、「宇宙から地球を眺めると国家間の争いは愚かに見える」と話すそうです。今回の映画、宇宙と月面の映像はIMAXカメラで高画質の撮影らしい。着陸船の窓から見える月の表面ってこんな感じ?降り立って見回す地平線ならぬ月平線心震える感動的な美しさああ、これは普通のシアターよりIMAXで観たかったかも〜。映画の前半では、真逆に捉えていたけれど、監督にやられた〜
 しみじみ「宇宙ってすごい!!!!」と感じる映画となりました。人類初の月面着陸成功から今年で50年。50年前の衛星中継のテレビ番組、記憶にしっかり残っています。小学校から帰宅して、近所の(クラスメイトでもある)陽一くんが遊びに来ていて、母親が台所で何か作っていたのを中断して白黒テレビの前で3人(あ、弟もいたかな?記憶が曖昧)か4人で、画面を覗き込んでいたのでした。同時通訳という職業の人をテレビで見たのも初めてだったし、当時の我が家のトイレはまだ水洗ではなかった頃です。今になって改めて当時のアポロ(ロケット)を見ると、狭苦しい機内、船内の居場所は棺桶みたいだしガタガタギシギシは半端ないし、当時のコンピューターのレベルが任天堂の初代ファミコン並みだったと知って、余計にアメリカ及びアームストロング船長はじめ宇宙飛行士たちの偉業を実感しました。立花隆著「宇宙からの帰還」(1983年)を発売当初読みましたが、偉業を成し遂げた宇宙飛行士は「宇宙とは、地球とは」からさらに「神とは、人間とは」などと考え込んで地上で暮らす人々と波長が合わなくなってしまうと言う。出過ぎた杭は打たれない、が出過ぎた杭は杭としての役割を全うできなくなるようです。
 父親としてのライアン・ゴズリング、涙が頰を伝わる美しいお顔が素敵でした

にほんブログ村 主婦日記ブログ 兼業主婦へ
にほんブログ村

2019年2月 8日 (金)

新年会ランチ

2019/01/31

Img_0482Img_0484
新年会のランチは、西麻布のAZURで。
お店の場所も、佇まいも意外でしたが、それを上回る想像外の連続
面白がったり、味わったり、感想をその場で言い合うには、やはり3人での食事がとても楽しいランチでした。店内は撮影出来なかったけれど、テーブル配置もBGM(さりげなくかかっているので気づいたら、ビル・エヴァンスのワルツフォーデビィやノラジョーンズのサンライズ、Don't konw whyなど定番ながら癒し系の素敵な曲ばかり)も好みのお店でした。食事については表現力が乏しい私には写真で解説するしかない (かっこ)内はメニューについているタイトル
Img_0485
A. 本日のアミューズ (来たれ愛しい人.)
ウェイターが盆栽を持って登場したのにはまずもって驚き〜。そしてこのキャラメルポップコーンのようなのが、お肉の入ったホカホカのひとくちアミューズでした。
Img_0487
そして、アミューズその2が、椎茸のスープ(椎茸の原木に乗ってます)おおぶり(巨大とも言える)椎茸の中にたっぷりとスープが詰まってました。大口で食す
Img_0490
B. フォアグラ・海老・ショコラシャンティ(甘美なる憂鬱)
クッキングシート(のような紙)の上です。シェフが金沢の出身だそうで、日本海の海老ほか、食材が金沢方面が多いらしい。
Img_0491
C. 寒ぶり・紅くるり大根・スミイカ (郷愁)
これまた、お皿が「コンブ」です!お皿なかなか出てこないね〜次なんだろね〜と言いながら美味しそうなコンブの上の寒ぶりやスミイカを食す
Img_0493
お口直しのアミューズ もしかしてお皿だったコンブ しかも今度は塊の氷の上!
Img_0496
D. 能登牛・海苔・コンテ (そよ風に誘われて)
メインディッシュ?登場。なんと意表を突く「わらの上」ヒョエ〜
能登牛、美味でした。切ってあるので食べやすい
Img_0498
E. 宇和島産紅まどんな・発酵白菜・リコッタチーズ(高嶺の花)
ここからデザートです。そして初の「陶器のお皿登場」。が盛り付け方が(お皿の空きスペースが)我が家ではあり得ないものでした。思わず、茶道の作法のごとくお皿を手にとって眺めてしまった(笑)
Img_0501
F. 水戸泉酒造Afrugeと苺のタルト (想いを纏わせて:まとわせて)
デザートの2品目は、お皿には乗っていましたが、石も乗ってた〜
しかも、想いをまとったタルトは、手でお召し上がりください、と。
最後まで面白い。
洋食というジャンルなのにナイフは刀鍛冶師の作ったものだったり(妙に包丁っぽかった)。アミューズも手で食べたり(遊牧民族風?)楽しめました。
最後に器。
Img_0502 Img_0488

途中で出たスープは椎茸味で持ち手なしのカップっでさらに、斜め。
デザートに添えられたハーブティーのカップも、ソーサーにカップのポジション二ングがついている
一年に一度の新年会にはちょっと高級なこんなランチも楽しいものです
*幹事さんも初めてのお店だったということで選んだ理由を尋ねたらレストラン情報サイト「一休」の評価が高めだったからだそうです。なるほど

«新 北斎展(HOKUSAI UPDATED)