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2014年3月 1日 (土)

「鑑定士と顔の無い依頼人」  を観る

2014/03/01

 今年は、映画や本になるべくたくさん接したいと思い、時間が出来るとセッセと映画館に行き、往復の電車内では本を読む冬の日々でしたが、どうも、「勘」が冴えてないこのごろの私。
 小さいおうち、と ゲノムハザード と迷って、ベルリン映画祭の銀熊賞(主演女優)を取った「小さいおうち」を後から見に行く形になりましたが、今度は本年度アカデミー賞に最多10部門ノミネートされてる映画「アメリカンハッスル」を見ずに、ポスターでこっちにしようと決めて見て来た映画が、「鑑定士と顔のない依頼人」です(新宿武蔵野館)
映画の感想を書くだけでも、気持ちが重くなって、ブログの更新に響きましたdown
こんな感情、映画の後に抱くのは久しぶりです。「カッコーの巣の上で」「太陽がいっぱい」「青春の蹉跌」あたりで感じたような。(どれも相当古い映画です)
「鑑定士と顔のない依頼人」(この邦題の付け方もちょっとセンスない気が…)
名匠ジュゼッペ・トルナトーレ監督が、刺激的な謎をちりばめて紡ぐミステリー。天才鑑定士が姿を見せない女性からの謎めいた鑑定依頼に翻弄(ほんろう)されていくさまを、映画音楽の巨匠エンニオ・モリコーネの音楽に乗せて描く。偏屈な美術鑑定士には、『シャイン』などのジェフリー・ラッシュ(yahoo 映画 より)



 ひと言で片付けると、「後味の悪い映画」でした。
孤独な初老紳士の哀愁が漂う老いらくの恋、結果がなんだか判ってしまい、主人公にはもちろんのこと登場人物の誰にも感情移入出来ない中で見る、ちょっと無理矢理サスペンス。後半の展開が結構強引んな感じで、私の頭にはいろんなハテナ?が浮かんでしまう。
映像に映し出される「名画」の数がものすごく、それが見応えある、との前評判でしたが、主人公が 「高名で『女性の肖像画』だけを愛している初老の美術鑑定士」という設定なので、 秘密の部屋めいた奥の間に一気に展示されているその作品群にはクラクラめまいがしました。
こんな2次元オタクが老境に差し掛かって初めて3次元の生身の人間を愛するのです。恋は盲目、とは本当に良く言ったもので、人間、未経験のことには老いも若きも一緒ですね。年寄りの冷や水、結構見苦しい、熟語で表現すると「老醜」。役者名演技!!
最近、幸せな結婚式を挙げた息子を持つ友人と食事する機会があったりしたためか、進学や就職も大事かもしれないけれど、やはり良き伴侶に恵まれるというのは素晴らしいことだと思う次第。
今日はこれからwowowで、23時〜無料放送で「アカデミー賞授賞式ノミネート作品紹介」がありますね。ノミネート映画で観たものは、「ゼロ・グラビティ」だけでありますが、応援しよう。(授賞式中継は、日本時間3/3午前9時)
でも、「アメリカンハッスル」が受賞したら、近日中に見に行ってこなきゃ、と思います。

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