Instagramはこちら

  • Other Other: ID=nyonyakato
フォト
2017年4月
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30            
無料ブログはココログ

にほんブログ村

  • rakuten
  • ブログムラ

« 映画「メリー・ポピンズ」(新・午前十時の映画祭) | トップページ | 映画「ナイトクローラー」 »

2015年8月20日 (木)

「もとの黙阿弥  浅草七軒町界隈」(新橋演舞場)

2015/08/19

P1010379_2
このポスターと同じ写真を使った舞台のチラシには、
井上ひさしの傑作、豪華キャストを得て、ここに復活!!
とありました。
調べてみますと、この戯曲は、1983年に井上氏が新橋演舞場のために書き下ろしたもの、だそうです。「新橋演舞場のため」とは、その前年、全面リニューアル工事し、完成した演舞場のこけら落とし的な演目で、今となっては新橋演舞場の財産演目、と言われているそう・・・。(初演の主役は、片岡仁左衛門(当時の名前は孝夫)さん、で今回の上演は彼の甥っ子に当たる片岡愛之助丈・・・これを知っただけでも見る価値ありそうな気がするhappy01
○o。+..:*○o。
ついでに新橋演舞場の歴史まで調べてみたら、ここは1925年に新橋芸者たちが技芸向上を披露する場として建設されたもの。(ちなみに、本日8/20決勝戦が行われた「甲子園球場」はその前年の1924年=干支でいうと甲(きのえ)ネズミ(子)の年の建設だったので甲子園と名付けられたそう)
Σ(・ω・ノ)ノ!
芸者さんの発表会の場が、歌舞伎の松竹に使われるようになったのは、太平洋戦争で帝国劇場などが焼失したからだそうです。
なるほどー、今まで、歌舞伎の上演場所が近すぎではないか(歌舞伎座と新橋演舞場は最寄駅が共に東銀座で直線距離で数百メートルと離れていない)と気になっていましたが(かちゃまたの財力と余暇レベルでは、歌舞伎座と演舞場のハシゴは無理sweat01ゆえ、この距離が便利だと感じたことはありません) そういうことだったのですね。
P1010384P1010381_2
会場には、明治の浅草を思わせる「大きな提灯」と「幕」。
「もとの黙阿弥」とタイトルがわかりやすく白く書かれているのは良いけれど、なんだかこの文字のフォントが、(学校のお知らせプリントなどにある明朝体っぽい)似合いませんsweat02。チラシやポスターのタイトル文字のフォント(隷書?っぽいのか)の方がずっと似合うのにな〜なんて、開幕前10分ぐらい、座席から見上げて思ってました。
さて、やっとキャストとストーリー
出演:片岡愛之助・貫地谷しほり・早乙女太一・真飛聖・波乃久里子・大沢健・床嶋佳子・渡辺哲・浜中文一 ほか
○o。+
ストーリー
鹿鳴館華やかなりし明治時代。浅草の小さな劇場、大和座は黙阿弥作品のまがいものを上演したために、興行停止処分を受ける。
座頭の坂東飛鶴と番頭格・坂東飛太郎は「よろず稽古指南所」を開いて日々をやり過ごしていた。そんな2人のもとに、河辺男爵家の跡取り・隆次が書生を連れて現れる。
姉・賀津子が勝手に政商長崎屋商会の娘・お琴との見合い話を決めてしまったという。それと入れ違いに、今度はお琴が女中とともに現れる。
双方とも縁談の相手と大舞踏会で踊る、踊りを習いにやってきたのだ。
しかし相手を見極めたいと考えた隆次とお琴は、それぞれ書生と女中と入れ替わり、偽者同士がお見合いすることに――。
井上喜劇ならではの温かいまなざしで、明治時代に生きた庶民の息吹と人間像をやさしく浮き彫りにする。
(以下ネタバレあり)
舞台が大和座という浅草の芝居小屋ゆえに「劇中劇」「歌」「踊り」「楽隊のジンタ」が出てくる、(楽隊の音楽はどこかで聞いたことある耳に残るチンドン屋さんのパチンコ屋新装開店のときの音楽みたいで、帰り道の私の頭の中のテーマソングになってしまったsweat01
愛之助さんは、落ち着いた余裕の演技。
それに比べて、長いセリフになると、「ど素人」っぽさが漂う、学生演劇見てる気分になってしまう早乙女太一くん。
えーーーっsign03sign02こんな、滑舌悪げなオーラのない人だったっけ?
生で見たのは実は初めてですが、劇団⭐︎新感線のゲキ⭐︎シネ「蛮幽鬼」で見た太一くんは
ものすごく、シャープで身のこなしも顔つきも色気と殺気とが漂っててカッコイイなあ〜って思っていました。(あの頃は10代・・・でも今だって、20代前半だよね)
帰宅してググルと、やはり個人的にもここ数年いろいろあった模様・・・。
役者さんもスポーツ選手も、若い時からずっとトップランナーでいるのは、やはりシンドイんでしょうか。(いずれにしても、がんばって!!)
波乃久里子さんは、いわずと知れた、故18代勘三郎のお姉さん。彼女の姿は、実物の方がずっとずっと弟「勘三郎」に似てる気が・・・。今回のお役が、江戸っ子肌でキップの良い役だからでもあるのですが、歩き方やセリフの前後のちょっとした表情(てやんでえ、みたいな)が、ホント、勘三郎さんにそっくりです。(ついでに鼠小僧やって〜って言いたくなったsmile )ただ・・・セリフのキレがいまひとつかも。
.。.:**:.。..。.:**
上手だったのは、真飛聖さん。この方、宝塚の男役トップ出身ですが、名前とお顔だけは10年前から知っていました。以前の職場の先輩が彼女の後援会の副会長(?というの)で、ロッカールームでは彼女のブロマイド写真が扉の内側にいつも貼られていて、出待ち入り待ち(という宝塚ファンの伝統行事)の話しをよく聞いていたからでした。
が、基本的に宝塚に興味ないかちゃまたは、今まで生の彼女を見ることもなく先輩の話し(真飛聖さんがトップスターでいるためにどれほどセルフコントロールの努力家だったか・・・みたいな話しが多かった)聞いている限りでは、「弾けるセリフ回し」や「笑いを誘うセリフ」などが「デキル」女優さんじゃない、って勝手に思っていたので、意表を突かれました。
貫地谷しほりさんは、声が好き(NHK朝ドラちりとてちん、のころから)。歌舞伎風の舞、
可愛かったheart04
同じく朝ドラ、梅ちゃん先生の義兄(加藤)となる、大沢健さん、なかなかいい味出していて器用な役者さんだと思いました。床嶋佳子さんは、容姿やスタイルの良さは、宝塚出身、と言っても通るんじゃないかと思うほど。声も力強くてまるで演歌歌手みたいでした。
全3幕のお話しは、次第に大きな騒動に発展、3幕目ではとうとう事態が混迷の様相を呈する状況に・・・ここで飛鶴(波乃久里子)が事実を打ち明ければ簡単に収まること、にもかかわらず彼女はあくまでもそうしません。
「それでは、お互いの心眼で相手を見極められないから」
物事って、自分の眼で見ることが大切なんだな、と改めて気づきました。
でも、それは、厳しい現実(状況)を客観的に把握してしまうことにもなるのです。
P1010382 P1010380
お気楽なハッピーエンドにならない、考えさせられる作品でした。
Motonomokuami_0731a
疑問に思った些細なこと。
チラシやポスターの出演者の衣装と、実際の舞台での衣装の色や雰囲気がなんだか違っておりました。(聖ちゃんの鹿鳴館風ドレスの色もオレンジがかったピンクだったし・・・)。こういうこともあるのかな〜

にほんブログ村 主婦日記ブログ 兼業主婦へ
にほんブログ村

« 映画「メリー・ポピンズ」(新・午前十時の映画祭) | トップページ | 映画「ナイトクローラー」 »

観劇(歌舞伎以外)」カテゴリの記事

コメント

真飛聖さん、私も素敵だな!と思いました。私もかちゃまたさんと同じで宝塚にはあまり興味がないのですが、特に男役の方が女性役として宝塚以外の舞台に出た時、すごく素敵に感じます。「女性のままでいいんだ」と解放された感じがするのかなあ。。なんて思います。

ポスターと実際の舞台のビジュアルが違う事って、結構ありますね。企画の段階から上演までに長い期間があるせいかもしれません。豪華キャストで話題になっているシスカンパニーの「アルカディア」など、4月の公演ですものね。

pippiさん

「真飛聖さんが頑張る姿を間近に見て(刺激を受けて)いるから私も頑張る!!」って、その先輩はポスターを撫でてよく言ってました。男役出身は、退団後、時間をおいてから女優のお仕事しないと世間も自身も「乗れない」そうです。(タイミングを誤ると人気が出ないとも)

アルカディア、私が知ったのは一昨日ですが、井上くん、浦井くん、そして堤真一さんも・・・内容はよくわからない私ですが、観劇意欲が満ちてくるようなキャストですねheart04

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/539173/62121455

この記事へのトラックバック一覧です: 「もとの黙阿弥  浅草七軒町界隈」(新橋演舞場):

« 映画「メリー・ポピンズ」(新・午前十時の映画祭) | トップページ | 映画「ナイトクローラー」 »