Instagramはこちら

  • Other Other: ID=nyonyakato
フォト
2017年5月
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31      
無料ブログはココログ

にほんブログ村

  • rakuten
  • ブログムラ

« 映画「ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション」を見る | トップページ | 映画「メリー・ポピンズ」(新・午前十時の映画祭) »

2015年8月15日 (土)

文藝春秋 九月特別号(芥川賞発表:受賞作二作全文&選評)

2015/08/13

お盆休みに東京に戻らないムスコ1から、
又吉直樹の「火花」、まだ買ってなければ、これが「お得」だと思うよ〜
と情報が入り、発売日の8/7に購入。
P1020460
確かに、受賞作品二作とも全文掲載されてそれぞれの選評やらインタビューが入っているなら、この月刊誌¥970は、大変お得ですdollarup
なぜ、ムスコからLINEで「火花」情報が入ったのかといえば、以前から入手したいと私が言っておりまして・・・。まず、火花が掲載された「文學界」(文藝春秋社:2015/2月号)を書店に買いに行き、「売り切れ」で買えなかったことで、出鼻をくじかれていたからです。(一度、メゲると結構立ち直りが悪いタイプ)
down
その時に代わりに購入した本が、写真に一緒に収めた文庫本
「第2図書係補佐」(幻冬社よしもと文庫)
表紙の又吉直樹の着物姿に魅かれて、なんだか即買いしてしまいました。
P1020461
が、この本を読んで、彼の「読書量」と決して浮かれない物の見方(ある意味醒めてる?)
は、作家業の基礎としてはかなりレベル高いかも…とも感じていました。
基本的に、「好きな本」の紹介、という内容なのですが、その中で又吉自身のこれまでの30年を小出しに語っています。
僧侶で芥川賞作家の玄侑宗久 著「中陰の花」(芥川賞受賞作でもある)の紹介ページで又吉が占い師に手相を見てもらうエピソードを書いているのですが…。(以下、原文を引用:95~96ページ)
.。.:**:.。..。.:**:.。..。.:**:.。..。.:**:.。.
・・・そして昨年、友達に誘われ横浜の占い師に見てもらった。占い師は手相を見るなり「長男だね。実家はもう離れたんだ。感受性強いね。本とか好きでしょう?」と驚くほどズバズバと当て、」さらに「アナタの手相は『偉人』と『犯罪者』に多いの。大成功するか大失敗するかどっちかだわね」と恐ろしいことを言った。・・・中略・・・最後に占い師は僕の手を取り「しかし、いい手相だなぁ、何歳?」と微笑む。  26歳だと答えると占い師は僕の手を見て「26・27・・・・34・・・35あっ!!」 と言って僕の手を放した。
35歳の僕に一体何があるのか?
占い師は途中まで良い手相だったからテンションが上がり素に近いノリが出てしまったのだろう。帰り道、僕は始終無言だった。僕の占いを隣で聞いていた友達が取り繕うようにやたらと明るいのも気になった。僕が「占い師『35あっ!!』って言うてたよなあ?」と聞くと友達は「言ってない!言ってない!」と必死で否定する。友達はさらに「仮に言ってたとしても死なないよ!!」と言った。友達よ、僕そこまでは考えていなかったよ。
.。.:**:.。..。.:**:.。..。.:**:.。..。.:**:.。.
又吉直樹、35歳・・・9年前の占いが当たりましたねsign03(芥川賞受賞の第一報をネットのニュースで知った時、移動中の電車内で鳥肌立ちました〜占い師スゴイ!!!)
さて、受賞作の「火花」  (以下、ネタバレあり)
読んでみると、主人公と彼の師匠がともに関西弁なので、会話はほとんどが関西言葉なのに、舞台がほぼ東京でしかも、かちゃまたの地元、沿線、行ったことある駅名やら公園ばかりでありました。(逆に言えば、知らない人には分かりにくいロケ地設定では?)
( ^ω^ )
語り手の「僕」が本質的に真面目で良い人なので、「僕」に気持ちを沿わせて読み進めると先輩との会話やメールのやり取り(結構な量です)が生き生きとしてくる感じです。
ほとんどが日の目を浴びずに消えていく若い芸人たちの挫折や、登場してくる女性の薄幸そうな様子(太宰的?だけど、彼女本人は気づいてないので救われる)とか、芸能界そのものがそうなのかもしれませんが、どことなく憂鬱な面を持つ世界を傍観しているような気分になりました。(音楽で言えば、ラヴェルのボレロみたいに同じフレーズ:火花では会話とメール:延々と続くので、やや飽きてきた)
本のタイトルが「火花」
というのは、恐らく語り部役の「僕」の漫才ユニット名「スパークス」(spark)
から来ているのだと思いました。が実際には、熱海の花火(最初と最後)が情景的にかなり印象深いので、「花火」でも良かったんじゃないかと、(「文學界2月号」を買いに行った時、書店の方に「火花」を「花火」と言い間違えそうだったから、というわけでもないけど(;´Д`A ```)、こっそり思ってみたりpig

« 映画「ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション」を見る | トップページ | 映画「メリー・ポピンズ」(新・午前十時の映画祭) »

書籍・雑誌」カテゴリの記事

コメント

すごいですね!その占い師さんが本当は何を見てしまったのか聞いてみたいです。しかし、どうでもいいことですが、井上芳雄くんと又吉先生は同い年なんですね。。。
火花に出てくる公園、主人の実家に近くて、学生のころよく行きました。なんか、ものすご~くお近くだったのかも。最寄りの駅前に行列のできる超有名なラーメン店がありました。今はもう実家も伊東に越してしまいましたけど。

pippiさん
35歳…いい年齢ですよね、
人生の「花が開いて」仕事に乗っている井上芳雄くんと又吉先生、これからも見続けていきたいです。
私の人生でも、この年齢ぐらいまでは、「ヤングミセス」だったということにしておこう(笑)

ご主人の元実家、恐らく我が家から自転車で行ったらわけないテリトリーにあるはずですdelicious
ラーメン屋さんは「煮干しダシ」で満腹感味わえる、テイクアウトも出来るお店ですよね。

ジジババ(義父母)が数年前まで、熱海に山小屋を持っていたので、「東伊豆に行く」という共通点も
あったようで、ますますご縁を感じました。

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/539173/62081703

この記事へのトラックバック一覧です: 文藝春秋 九月特別号(芥川賞発表:受賞作二作全文&選評):

« 映画「ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション」を見る | トップページ | 映画「メリー・ポピンズ」(新・午前十時の映画祭) »