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2015年9月21日 (月)

映画「天空の蜂」

2015/09/17

メンバーカードから配信されていた「お誕生日割引クーポン券」を使って雨の中、映画。
(他にも、敬老の日の買い物とか、用事はあったのだsmile
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松竹120周年、 渾身の一作、という触れ込みの映画。しかも、その内容が「原発テロ」という社会的タブーをテーマにしたもの。これは注目です。
上映前のご案内映像(というのか?)に出てきた俳優さんは、歌舞伎役者の片岡愛之助、
「劇場の照明が落ちて真っ暗になる瞬間、なんか、ドキドキドキしますよね」
と言ってました。まあ、私はドキドキよりもワクワクかもしれませんが、ハイ、映画大好きです。
上映作品情報
監督:堤幸彦    
原作:東野圭吾「天空の蜂」
出演: 江口洋介、本木雅弘、仲間由紀恵、綾野剛、國村隼、柄本明、光石研、佐藤二朗、やべきょうすけ、手塚とおる、松島花、石橋けい、前川泰之、松田悟志、森岡豊、竹中直人、落合モトキ、向井理、石橋蓮司 他
(あらすじ)
1995年8月8日、妻子ねいの超巨大ヘリ《ビッグB》が、突然乗っ取られ、福井県にある原子力発電所「新陽」の上空に静止した! 遠隔操作によるハイジャックという驚愕の手口を使った犯人は〈天空の蜂〉と名乗り、「日本全土の原発破棄」を要求。従わなければ、大量の爆発物を載せたビッグBを原子炉に墜落させると宣言する。
  機内に残された子供の父親でありビッグBを開発したヘリ設計士・湯原(江口洋介)と、原発の設計士・三島(本木雅弘)は、上空の子供の救出とヘリ墜落の阻止をするべく奔走するが、政府は原発破棄を回避しようとする。
 その頃、ビッグBと原発を開発した錦工業の総務課に勤める赤嶺(仲間由紀恵)は、周囲に家宅捜索の手が伸びる中、密かに恋人・三島の無事を祈っていた。
 一方、事件現場付近で操作に当たる刑事たちは、ビッグBを奪った謎の男・雑賀(綾野剛)の行方を追跡。聞き込みを続けるうちに、衝撃の真相へと辿り着いていく・・・。
(映画館でもらった新聞紙大のチラシより)
movie
(以下、ネタバレあり)
このところ、ずっと先行き不透明な生活感がある(ここ数年は、天候までもがそういう感じsweat01)おととい(19日)未明に成立してしまった安保法制のことなど、現実問題としてどう受け止めて行けば良いのだろう。
そういう私には、まさに「いろいろ考える」にタイムリーな映画でした。社会派映画?って結構好きです。 
沈黙する群衆、仮面を被った人々、(この中に私も含まれるということで・・・sweat02) 日本人とは、昔からこういう民族なのでしょうか?
作者の東野圭吾氏が1995年に書いた小説というのが、改めて凄いと思える作品であり、この時期に映画化というのも「よくぞ映画化してくれました!」の拍手ものであります。「天空の蜂」というタイトルもなかなか的を得ています。蜂から連想される鋭い針→映画の中では、鋭いナイフが何度か登場します(戦慄を覚える場面もあった)
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先ず、出演者が豪華でした。
軍事用ヘリの設計担当者=江口洋介
原子力発電の技術者=本木雅弘
他にも、原子力発電所の所長に國村隼、刑事の役では、柄本明
印象に残ったのは、柄本明(室伏)の部下となる関根(役者さんは落合モトキ)の熱演の殉職には胸が痛みました。知り合いに警察官がいて、同僚の殉職の話を聞いたことがあるからかもしれませんが、若い人が亡くなるという設定には、この頃(母親目線になってしまい)涙もろくなってるかちゃまたです。
この映画では、奪われたヘリに取り残された主人公の12歳の長男(高志)を救出するため、またタイムリミットが迫ったヘリへ最終手段を試みに航空自衛隊が主人公と共に大活躍しますが、これが見ていて気持ち良く、ほぼ1年前に見に行った、浜松基地の航空自衛隊、基地祭を思い出しました。
何事もそうかもしれませんが、やはり、「生」で見る体験は、映画の受け止め方を変えるもの。
航空自衛隊の出演場面には拍手happy01(彼らが宅配便業者を装い容疑者宅を拳銃片手に訪れる場面だけはちゃんちゃら可笑しい話でしたが)。 また、思うところあって三島の息子がいじめを受けた末に自殺する場面も、映像的にはやや極端ではありましたが、「母親業」をしてきた身には、かなり痛切に感じるところでした。
一部の当事者だけでなく、周りで見て見ぬフリをして何も行動を起こさない傍観者にも問題があるという点を鋭く突き付けられたという点は、かなり重かった。
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この話、原発にも、この度の安保法制の問題にも当てはまる考え方かもしれないわけで、例えば、原発は反対だけど、電気はもっと(或いは今まで通り)使いたい、という考え方、ってどうなんだろう、ダメだなぁdown
この先、原発は廃止するとしたら、その事自体にもお金がかかるわけなので、私たちの電気料金負担額がこれまでの数倍になりますよ、などと言われて、いったいどのくらいの人たちが「はい、覚悟してます了解です」と即答出来るのでしょうか?
節電のために、輪番停電したときだって、あれは「この緊急事態」だから耐えられたんじゃないでしょうか・・・、かといって、原発賛成派にもなれない私。考えさせられる問題・・・などと言いつつ、大震災後、もう4年半です。
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映画館ではビッグBのコックピット部分が展示されてましたが・・・1995年のお話だとしても、なんだかちょっと「ダサかった」印象
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