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2016年11月13日 (日)

シネマ歌舞伎「ワンピース」

2016/11/10

昨年秋に観たスーパー歌舞伎「ワンピース」がシネマ歌舞伎となって上映中。
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一人でも観に行くつもりが、行きたい友人がいたので3人で新宿ピカデリーにて鑑賞。とその前に伊勢丹の3Fにある ビストロカフェ「レディース&ジェントルメン」でブランチを食べました。
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世界のブランチシリーズ。今月は「カナダ」フレンチトーストにエッグベネディクト風の材料を挟み込んだものプラス、サーモン。幸せ感じる美味しさですheart04
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ソファ形式の座席エリアは一番人気だそうで、飾り本棚には、料理本を中心に。洋書がぎっしり。
さあ、いよいよシネマ歌舞伎〜
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監督さん(渡部武彦氏)は、前作にシネマ歌舞伎の「阿弖流為」を手がけている方。
劇団新感線のものもあるそうで、その意味では、安心して堪能できました。

演出で主演の、市川猿之助丈、ルフィ役だけでも宙乗りとかあって大変なのに、ヒロインのハンコックと赤毛の救世主?シャンクス、まで演じています。ものすごい3役。(映画では、アマゾンリリーがほぼ全てカットだったので、ハンコック役の猿之助は、ほんのわずかの映像でありました。)

シネマ歌舞伎用のパンフレットも購入。
人物相関図のところには、それぞれの役に扮した役者さんの写真が添えてあって、分かりやすかった(歌舞伎では一人で複数の役を演じるけれど、映画ではあまりないのでね)。

演出の猿之助インタビュー、という形でのページもあり、それを読むと、子供さんにも見てもらいたい、とのことで、3時間半の舞台を、大幅に縮め、2時間弱にしたそうです。(この大幅カットのほとんどが、アマゾンリリー編だったことに納得。
漫画のワンピースを全く読んだことのない猿之助丈と、熟読して育ったコアなファンの若い歌舞伎役者(ex. 坂東巳之助くんや中村隼人くんなど)で、作り上げた作品だけに、初めて見る人にも分かりやすく、また、コアなだけに、オリジナルそっくりに熱演していたり、と映像でも、皆さん。生き生き演じていました。(アップの映像では、汗びっしょりなのがわかるし、歯並びも美しいことまでチェック出来ます笑)

「ココが歌舞伎!?」というコラムをパンフの中にいくつか設け、歌舞伎用語の解説を兼ねた、スーパー歌舞伎の見方を伝授。
1ツラネ(「続いて後に控えしは」と順番に名前と素性を明かして行く台詞回し)
2クドキ(主に女方が芝居や舞踊で自分の心情を訴える見せ場)
3六方 (手を大きく振って足を大きく踏み出しながら歩く動き方。飛び六方、は飛ぶように去る、豪快な芸。今回は巳之助くんがボンクレー「オカマ六方」してました)
4本水(ほんみず)(滝や池・湖などの場面で本物の水を使用する、江戸時代から伝わる演出。大仕掛けで大立廻り)
5病鉢巻(やまいはちまき)(歌舞伎では病気にかかっている状態を示す為に、紫色の縮緬を、俳優の左側に結ぶ)
6宙乗り(花道の上を3階席の高さまで等、演者をワイヤーで釣り上げる趣向)
7見得 (観客の目を演者に集中させるための、クローズアップ&ストップモーション効果がある)

なかなかよく出来た映画用パンフレットでした。
この舞台で、巳之助くんは、完全に「一皮むけた」感じだし、歌舞伎スクール(寺子屋)出身という中村隼人くんは、基本がしっかり出来ていて、これからが楽しみだし、若い人たちからパワーをもらえました。

浅野和之さんのイワンコフ、が今回もまた、目に焼き付く衣装と演技。
披露していいる「ダンス」をもう一度映画でアップで見て。改めて凄い役者さんだと思いました。秋の舞台を、体調不良で降板しているそうですが、来月の舞台(三谷幸喜作「エノケソ…」行きます!市川猿之助主演だしね)までに、お元気になっていて欲しいものです。

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