Instagramはこちら

  • Other Other: ID=nyonyakato
フォト
2017年4月
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30            
無料ブログはココログ

にほんブログ村

  • rakuten
  • ブログムラ

« 月と金星と火星が見える夕方西の空 | トップページ | ケラリーノ・サンドロヴィッチ「陥没」(シアターコクーン) »

2017年2月 5日 (日)

二兎社公演「ザ・空気」

2017/02/02
Dsc_0450
Img_2818
二兎社公演41 「ザ・空気」

作&演出 永井愛
出演:  田中哲司、若村麻由美、江口のりこ、大窪人衛、木場勝己
上演時間: 休憩なし1時間45分

あらすじ
大手テレビ局が舞台(社屋内)。ニュースで放映する「報道の自由の特集」の数時間前、局の上層部から差し替えの指示が出る。差し替え箇所は、ドイツ人のジャーナリストがヒトラーやナチスを例えにして、日本の政権を批判した箇所だ。
これを手始めに次から次へと指示が出て現場の「空気」が変わる中、編集長(田中哲司)らが対応に追われる話。

テレビ局の報道現場を舞台にした演劇は、今の情報化社会におけるメディアの問題をてんこ盛りにしていました(昨年の「書く女(樋口一葉)」:黒木華主演とは、これまた全然違う作品)
真実に肉薄する工夫が凝らされていて、アフタートークにゲストとして招かれていた元TBS報道番組担当の金平茂紀氏は、「率直なご感想を…」と司会者に振られ、「え、いきなりそこですか?」「現実と繋がっている部分があまりにも多く、舞台の上の役者さん=テレビ局時代の自分、ということで、重すぎて、今すぐ感想が浮かびません。」と答えるのがやっと、タジタジ、って雰囲気でした。(そこを、劇団主宰の永井愛さんが上手くとりなしてトークを展開させていました、優しい雰囲気の頭がキレる才女だと思います←って永井さんに感心していると話が外れてしまうからここまで )

舞台で展開されたストーリーは、重苦しく、しかもサスペンスタッチ。
この手のお話、好みです。出演の5人の俳優は、それぞれ
編集長(田中)
キャスター(若村)
ディレクター(江口)
アンカー(木場)
編集マン(大窪)
主人公の今森編集長のキャラクターが、ポイントです。
今森は、ちょっと気が弱いところがあって、分かりやすい熱血漢と違い、ちゃんと空気が読める人。それゆえ、周りに流されるという設定。
編集長・ディレクター・キャスターの3人が力を合わせて「特集」を作り上げる。

ヒトラー時代の教訓に学び、時の政権と電波の使用とを切り離しているというドイツ。片や、総務大臣が「対立する意見がある場合にその一方だけを報道した場合には電波停止に値する」と平然と発言する日本。(恣意的な判断を下しかねない政府=総務大臣、が放送の許認可権を持っているのは、先進国では日本だけ)

舞台のテレビ局の中では、上記のような事実を取材し、報道の自由や表現の自由について、それをまず第一に守るべきメディアの姿勢について特集し、放送しようとしただけ…。なのだが、政権によるメディア規制や、それを先取りしてしまうメディア側の「自主規制」、政権批判を行うメディアを「攻撃する会(団体)」による執拗な嫌がらせ、小学生を装って特集内容を否定する電話をかけてくる謎の人物等々、展開はますます息苦しいし、空気は重い(でもこれが現実かもと思う)

サスペンスタッチのストーリーは、その2年後を描いて終わるのだが、ネタバレしてしまうと、編集長とディレクターは会社を辞め、アンカーと編集マン(技術担当) は居残ります。「中立であれ」などと言っていたくせに、今や政府の御用キャスターと陰口叩かれるようになっているし、編集マンは、思想が保守的になっている。

これが、今のマスメディアの実態に近いものなのだろうか?
きっとそうなのかもしれない…。

それが、終演直後のアフタートークで金平さんの、表情や言葉で、証明されてしまったかのような展開でした。(やっぱりそうなんだ…)

アフタートークを聞いていて思ったこと。
日本という国は、このまま、この流れで行ったら、憲法を改正し、報道の自由は規制をかけられ…、もうそうなったところでこの国は「民主主義国家」と言えないんじゃないのかな。
 これが、劇団主宰の永井愛さんが、報道現場の取材をして描いた脚本&舞台だとしたら、彼女の目は、かなり正確だと確信しているので、「予見された未来図」となってしまうのでしょうか。   怖い…。 なんとかしなきゃ、って思うのに、政治音痴な私には、考えがまとめられませんsweat01sweat01
Img_2843
とりあえず、もう1度、考えるための頭を整理するために、金平茂紀さんの著書を図書館で借りてみた。
Img_2815

今年初節分の五郎丸には、鬼になってもらいました〜。
節分用のコスプレが無かったので、ライオンの被り物にトイレットペーパー芯で
ツノを作って貼り付けたアレンジsweat01
P1030513
思ったほど嫌がりませんでした。寒い季節だからsign02

にほんブログ村 主婦日記ブログ 兼業主婦へ
にほんブログ村

« 月と金星と火星が見える夕方西の空 | トップページ | ケラリーノ・サンドロヴィッチ「陥没」(シアターコクーン) »

観劇(歌舞伎以外)」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/539173/64845897

この記事へのトラックバック一覧です: 二兎社公演「ザ・空気」:

« 月と金星と火星が見える夕方西の空 | トップページ | ケラリーノ・サンドロヴィッチ「陥没」(シアターコクーン) »