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2017年6月20日 (火)

映画「花戦さ」

2017/06/14
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 今月は、3ヶ月に一度の検診の月。水曜レディースデーを使って、予告編でとても興味が湧いた「花戦さ」を見る。

 病院は本日は検査だけなので、サッサと済ませて(それでも採血の待ち時間は受付票の予想待ち時間印字が50分でしたsweat01・・・実際には35分ぐらいでしたけどhappy01

原作:鬼塚忠
監督:篠原哲雄
脚本:森下佳子
音楽:久石譲
上映時間:127分

出演:野村萬斎、市川猿之助、中井貴一、佐々木蔵之介、佐藤浩市、高橋克実、
   山内圭哉、和田正人、森川葵、吉田栄作、竹下景子

解説とあらすじ(シネマトゥデイより)

小説家の鬼塚忠による著書を基に、戦国の世の日本で豊臣秀吉と華道家元・初代池坊専好の伝説に着想を得た物語が描かれる時代劇。天下人となった秀吉に対して刃ではなく花で戦いを挑む専好の姿を描く。専好を狂言師で『のぼうの城』などの野村萬斎が演じるほか、歌舞伎俳優の市川猿之助、中井貴一、佐々木蔵之介、佐藤浩市らが出演。監督は『起終点駅 ターミナル』『小川の辺』などの篠原哲雄。歴史上の人物にふんする日本を代表する俳優陣の競演に注目。

戦国時代の京都。花を生けることで世の平穏を祈る「池坊」と呼ばれる僧侶の中でも、専好(野村萬斎)は名手とうたわれていた。そのころ、織田信長(中井貴一)亡きあと天下を手中に収めた豊臣秀吉(市川猿之助)の圧政が人々を苦しめ、専好の友であった千利休(佐藤浩市)が自害に追い込まれる。専好は秀吉に対して、力ではなく花の美しさで戦おうと立ち上がる。

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予告編で出演者が、素晴らしい、と思い、さらに映画のサイトで知った「音楽担当=久石譲」「脚本担当=森下佳子」というこれまた凄い2人(森下佳子さんは、ただいま放映中のNHK大河ドラマ「直虎」の脚本家)期待しちゃいますね〜

主役の野村萬斎さん、坊主刈り頭がよく似合う。このヘアスタイルでもって、表情が豊か。設定されているキャラクターが「明るい」ということもあり、文字通り「輝く」ばかりの存在感と表情。今まで見た彼の姿で最も印象が良いのでありました。
 同じく、期待していなかった分、「あら、以外に適役」と思ったのが、中井貴一さんの信長役。今年の大河ドラマでは、市川海老蔵さんが信長役ですけれど、彼よりもずっと「「冷たい」オーラが出ていました。ここ数年は、コメディや情報バラエティ番組(ex.「サラメシ」by NHK)の絶妙なナレーション等、での、明るく楽しいイメージが強いだけに、さっすが役者あっぱれ〜でもありました。

 利休役の佐藤浩市さん、メイク?髪型?雰囲気?何かどこかが、時代錯誤に見えて仕方なく、脚本もダメなのかな、「私は陰が薄い人間なので…」というセリフ(主役の専好(萬斎)との会話)に、劇場内のオバサマ族が一斉にどっと笑う、という展開つきでした。

 お目当の四代目(猿之助さん)、ヴェニスの商人のシャイロック役でこの人の「老人役」の上手いことは判っていたし、安心して見られましたが、うーん、外見が「秀吉=猿」のイメージとちと違う
sweat01 しかも今、BSプレミアムで再放送中の大河ドラマ「風林火山」(四台目が市川亀治郎の頃にこのドラマで武田信玄を演じてました)を見ているためか、どうも、武田信玄に見えて仕方なく、すーっと安土桃山時代には入れないままでありました。

 「花戦さ」の原作「花いくさ」は読んだことありませんが、内容的に映画と同じ?なのでしょうか?。「秀吉と利休」に「花道版のスピンオフ」がくっついた感じで
ストーリー展開的に面白さ(ワクワク感)がほとんどありません。でも「戦さ」なんだから、だから最後はきっと…と期待した分、ちょっとガッカリ。最後の最後に秀吉を「あっ」と言わせたのは、「生け花」というより「猿の絵」、では?と思える話なのでした。脇役の演技(特に高橋克実さん、和田正人さん)など、粒揃いで役者さん的には、かなり良質の映画だっただけに、ストーリーが楽しめず、ちょっと残念でした。

 最後の場面(専好役の萬斎さんと、蓮役の森川葵さんが河原で会話する場面)は不要だと思うのです。「これって二人とも「死んでいる」という設定のファンタジーでしょうか?」というような感想(Yahoo映画)がありましたが、変なタイミングでCG使うので、確かに紛らわしいと思います。音楽は、申し分なし!!。


映像は「池坊」が関わっているだけあって「花」は全て美しかったです(アートフラワーでバレバレのものもあったけれど、季節的、撮影的に無理な花もあるものね)
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帰り道、乗り換え駅のホームから見えた、線路脇の紫陽花、及び自宅近所の紫陽花の写真も貼り付けしておきます。

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