カテゴリー「映画・テレビ」の142件の記事

2018年9月13日 (木)

映画「銀魂2 掟は破るためにこそある」

2018/09/12

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義母が入院したり気持ちが落ち込むことがあったので、気分転換に映画を観る。
仕事の合間に見る都合で映画は3つに絞られた。
1きみの膵臓が食べたい
2銀魂2
3検察側の罪人
どれにしようか迷った挙げ句、一番お気楽気分で楽しめそうな銀魂2にしたのでした。

昨年、銀魂1を見て主演の3人が好き❤だったので、私自身は福田雄一ワールドがやや好き(大好きでない)程度でしたが、今回新たに加わるメンバーも楽しみだし‼と原作未読で観賞。
135分という長い映画で(シネコンの駐車券は4時間サービスついてました!)オバサンの私で大丈夫かなぁ、と一抹の不安がありましたが、結局オッケ〜(*´v゚*)ゞでありました!
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銀魂2
原作:空知英秋
監督&脚本:福田雄一
出演:小栗旬(坂田銀時)、菅田将暉(志村新八)、橋本環奈(神楽)、柳楽優弥(土方十四郎)
三浦春馬(伊藤鴨太郎)、窪田正孝(河上万斉)、吉沢亮(沖田総悟)、勝地涼(徳川茂茂)、夏菜(猿飛あやめ)、長澤まさみ(志村妙)、岡田将生(桂小太郎)、ムロツヨシ(平賀源外)、キムラ緑子(お登勢)、佐藤二朗(キャバクラ店長)、堤真一(松平片栗虎)、中村勘九郎(近藤勲)、堂本剛(高杉晋助)
解説とあらすじ(シネマトゥデイより)
「週刊少年ジャンプ」連載の空知英秋の漫画を実写映画化したSF時代劇『銀魂』の続編。宇宙から来た天人(あまんと)に支配された江戸を舞台に、侍・坂田銀時と仲間たちの周囲で起こる騒動が描かれる。小栗旬、菅田将暉、橋本環奈、長澤まさみ、岡田将生、中村勘九郎らが再結集するほか、大家役でキムラ緑子が新たに参戦。前作に続き福田雄一がメガホンを取った。
(あらすじ)
天人(あまんと)が台頭する江戸。家賃を払うお金もない万事屋3人衆は、生活のためにアルバイトを始めるが、どのバイト先でもなぜか天下の将軍様と遭遇する。同じころ、江戸の治安を守る特殊警察・真選組で内紛が起こり、創設以来最大の危機は、将軍をも巻き込む陰謀へと発展する。


☆*:;;;;;;:*☆*:;;;;;;:*☆*:;;;;;:*☆*:;;;;;:*☆*:;;;;;;:*☆*:;;;;;;:*☆*:;;;;;:*☆*:;;;;;:*
出演者が、ゴーシャス!。イケメン俳優無駄遣い映画、と言われるだけのことはある(笑)。いろいろなパロディが(お話の設定そのものが、スターウォーズの世界観)
わかっちゃいるけれど、やっぱり笑いを誘います。ジブリのパロディは、正統派?のネコバス→アライグマバスでしたが、何故か、平賀源外(ムロツヨシ)が乗って来て、アライグマのバスはりんごappleを前足で洗いながら、行き先変更もネコバスと一緒(江戸城行きにガチャガチャと変更して)箱根から飛んで行ってしまう。バスのドアの開閉方法や座席のフワフワ感とか実写版だと可笑しみがこみ上げますsmile
 原作未読なので、話の展開を純粋に楽しめました。今回は、主演の3人(いつもながらに息のあった良いコンビぶりで楽しめましたが)の他に、前回と同じ配役ながら演じ分け(ヘタレ部分、オタクぶり)のメリハリが見事だった柳楽優弥くんと、沖田総悟がハマり役で「キャー、新選組の沖田総司by燃えよ剣:司馬遼太郎、を彷彿させる迫力だわ〜lovelyと惚れ惚れしました吉沢亮クン、インテリの悪人ぶりがなかなか似合う三浦春馬クン、るろうに剣心の佐藤健くんっぽい雰囲気バッチリの窪田正孝クン、映画鑑賞に耐えうるルックスと演技力の彼らに気分爽快!!映画って私のクスリhospitalwineだと改めて思いました。中村勘九郎さんは、前回よりも歌舞伎役者らしい見栄切り場面が多かったですね。その反面、残念だったのは、佐藤二朗さんのくどい台詞や、キムラ緑子さんのオーバーリアクション気味のおばちゃんぶりcoldsweats02、夏菜さんもお気の毒な感じだったし、福田雄一さんの行き過ぎ脚本がちょっと鼻につきましたdown
 それにしても、135分にまとまっているとはいえ、もっともっと長時間の撮影現場、きっと役者さんたちは思い切り楽しんだのだろうなあ〜とか想像してしまうような映画でした。 
 シネコンの映画館で、450席もあるスクリーンで鑑賞、観客は10%ぐらいだったかな?5分違いで上映の「検察側の罪人」や1時間違いの「君の膵臓が・・」にジャニーズファンやアニメ好きが流れていっているのでしょうが、オバサンはほんのわずかでありました。
 

2018年8月22日 (水)

映画「ミッション・インポッシブル」

2018/08/19

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先週の買い物(私のサンダル)の返品交換という用事があるのと食料買い出しに上乗せして、夫婦で映画。前回一緒に観た「万引き家族」の折に、予告編でオットが見たがっていた作品。
原作 ブルース・ゲラー
監督&脚本 クリストファー・マッカリー
音楽 ローン・バルフェ
出演:トム・クルーズ、ヘンリー・カヴィル、ヴィング・レイムス、サイモン・ペッグ、レベッカ・ファガーソン、ショーン・ハリス、アンジェラ・バセット、ヴァネッサ・カービー、ミシェル・モナハン、アレック・ボールドウィン、
解説とあらすじ(シネマトゥディ より)
イーサン・ハント率いるスパイチームの活躍を描いた人気シリーズの第6弾。複数のプルトニウムを盗んだ犯人をイーサンたちが追う。前作『ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション』に続いてクリストファー・マッカリーがメガホンを取り、トム・クルーズ、サイモン・ペッグらおなじみの面々が結集。飛行するヘリコプターにしがみついたり、ビルからビルへ跳躍したりするなど、トム渾身のスタントが今作でも見られる。
*あらすじ
盗まれたプルトニウムを用いて、三つの都市を標的にした同時核爆発の計画が進められていることが判明する。核爆発阻止のミッションを下されたイーサン・ハント(トム・クルーズ)率いるIMFチームは、犯人の手掛かりが名前だけという困難を強いられる。タイムリミットが刻一刻と迫る中、イーサンの行動に不信感を抱くCIAが放った敏腕エージェントのウォーカー(ヘンリー・カヴィル)が現れる。
...。oо○**○оo。...。oо○**○оo。...。oо○**○оo。
 ネットで座席を予約して行きましたが、座席の後方(通路より後ろ)シアター内の全シートの3分の2ぐらいはほぼ満席でした。上映開始時間9時、という朝の時間帯でもあり、今回はポップコーン購入はやめておきましたが、多分正解です。アクションシーンがてんこ盛りで、手に汗握る状態が続き、手も口もポップコーンのために動かせない感じですsmile
 ただし、アクションシーンを撮るためにストーリーを後付けしたような(3年前にも同じ感想だったかも)流れがあり、冒頭の地上8000メートル?からのスカイダイビングは凄かったけれど、着地先の建物が「えっ!?これ??」という印象(中身はディスコ)だったり、という具合。そこの男子トイレでの大乱闘はこの映画の中の格闘シーンで一番迫力がありましたし、トイレが清潔で高級感があり広々していましたが、そのシーンの終わり方もやはり、え!?でした、スパイ映画というより、ほとんどターミネーターですsmile。ここの場面では、最後に銃を使ってこの場を収めたのが
イルサ(美人のイギリス諜報員)。このような感じで、「わ〜、もうダメだ!」という手に汗握る展開の後に誰かから「その場を切り抜けるヘルプ」が出る、という流れが最後まで続くお決まりの流れで、最後はいつも、これにて一件落着、であります。
 主人公のトム・クルーズの一生懸命さ、今回の相棒役ヘンリー・カヴィル(今まで出演した映画ではスーパーマンの役が有名)の格好良さと身体能力の凄さ、そしてロケ地(ロンドン・パリ・カシミール地方やニュージーランドの絶壁など)のゴージャスぶりには感服でした。ハリウッド映画そのものです。オット曰く「映画見るなら(万引き家族よりも)こういう方がスカッとするね」と満足気。カンヌ映画祭のパルム・ドール受賞した是枝裕和監督の映画でこれまで「スカッとした作品」ってあったでしょうか?(ないよね)。
 私自身は、前作から見ているため、イーサン(トム・クルーズ)をバックアップするルーサー(ヴィング・レイムス)とベンジー(サイモン・ペッグ)、MIF長官のアラン(アレク・ボールドウィン)や諜報員のイルサ(レベッカ・ファガーソン)が懐かしく感じられた映画でした。(しかも今回はアランの殉職がちと悲しいcrying。)

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2018年8月11日 (土)

映画「PEACE・NIPPON/ピース・ニッポン」

2018/08/10

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 8/8のテレビ番組(NHK総合)で「美ら海ドローン大航海」というスペシャル番組が放映されました。夜のニュースに続けてそのまま夫婦で見ていたところ、ムスコ1から連絡が入り「今、NHKで放送中の番組、石垣島が出てくるけれど、まさにコレ!お勧めだよー」ということで、実際に見てきた人からの情報も加わり、最後まで楽しみました。ドローンで撮影、というだけのことはあって、迫力が違います。水中ドローンなるものもあり、海の中の絶景も次々と…。すっかり魅了されました。
 そこで、ふと思い出したのがこの映画。
友人(ママ友)のブログで、見に行って良かった、という評価☆☆☆☆happy01
オットにも話していましたが、なかなか2人で行く機会に恵まれず、で今に至りましたが、調べてみたら、上映館、時間、ともにもうチャンスが無くなりそうsweat01
なので、1人で行っちゃいましたsign03 こういうところの機動力、持ってる私smile
ピース・ニッポン(PEACE・NIPPON)
撮影・編集・監督 中野裕之
脚本 柴崎明久・中野裕之
音楽 岡野弘幹
出演 渡辺大・及川さきの
ナビゲーター 小泉今日子・東出昌大
解説とあらすじ(シネマトゥデイより)
『TAJOMARU』などの中野裕之が監督を務めた、国内の200か所を超える場所で撮影された日本の姿を追うドキュメンタリー。日本人の自然観に迫る「日本人の精神」、季節の変化を描く「日本の四季」、絶景を集めた「一期一会の旅」で構成され、全国津々浦々の稀少な風景を映し出す。小泉今日子と東出昌大がナビゲーターを担当した。
あらすじ:
熊本地震のため今は見ることができない天空の道や、晴天の日にすっぽりと霧が町を覆う愛媛県の肱川あらし。あるいは空中からとらえた栃木県の華厳ノ滝にかかる虹や、北海道の雄大な釧路湿原。全国にある絶景をさまざまな角度から映す。
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。。+゚゚。。+゚゚。。+゚゚。。+゚゚。。+゚゚。。+゚゚
 パンフレット、写真が綺麗なので鑑賞後に購入。
その中の、監督インタビューのページにはこうありました。
「最初は、身近にある美しいものとして花火を撮りだしたんです。まあ言ってしまえば、お金をかけずに撮影出来るし(笑)〜中略〜。地球のあちこちの映像を『映像+音楽』というスタイルでまとめる仕事は30年ぐらいになりますね。」
なるほど!!。どおりで、花火の映像が素晴らしかったのだ(音も凄かった)。
日本の花火技師の腕前は、世界でも指折りなのでは?としみじみ思った。
 映画は全体を3部構成にしていました。「日本を知らない子どもたちと、日本を忘れかけた大人たちへ」というのが全体のテーマです。
1. 日本の精神: 日本人が持つようになった(神道と仏教が混交する)精神や自然観にフォーカスし、歴史と共に紐解く内容。
2. 日本の四季: 世界に類を見ない豊かな気候風土が変化を生み出す光景と季節の変化を巡る。微速度撮影などを使用した映像。
3. 一期一会の旅: 奇跡の絶景を日本列島の南(沖縄)から北(北海道)へ、簡単には出会うことができない美しい瞬間を紡いでいくリレー方式の旅。
これらは、東京オリンピックに向け、日本が注目されている今、日本の魅力を発見(再発見)してもらえるようにとの配慮だそうです。ストーリー仕立ての部分には、モデル出身の及川さきのさん、つい最近マドリード国際映画祭で外国語映画主演男優賞を獲得した渡辺大さんが出演。ナレーションの東出昌大くんとは義理の兄弟ですね。
 ナレーション、BGM,、共に映画評価(Yahoo映画のユーザーレビューなど)によると、今ひとつ不評です。確かにボリューム大きい。ナレーションが控えめに入っていない。BGMが一人歩き状態。例えばラヴェル作曲のボレロ。クラシックの交響曲なら小音であっても十分素敵です。それをジャズ風に変えしかも大音量。繰り返すフレーズが耳につくcrying。バッハのゴルドベルク変奏曲も同様。聴き心地が良かったのはサティのJe te veux(お前が欲しい)や 竹内まりあの「いのちの歌」(劇中歌)でした。外国人ウケのために音量を考慮した、みたいなことがパンフレットにありましたが、だったらなおのことクラシックの原曲を低音量で、がよかったのではないでしょうか?合唱は、中高生ぐらいの子供たちが良いかったのではないでしょうか?。
 映像と音楽が盛りだくさん、見ていて素晴らしいけれどちょっと疲れた映画鑑賞でした。(だからと言って、これを前編後編と分けられても、見にいくかどうかは不明だし。視聴者は自己中だなあ。お腹いっぱい過ぎても文句を言うのだからsmile
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猫を飼い始めてから、旅行への気力が失せている私には栄養満点の画像がタップリの映画ではありました。渡辺大さん、受賞おめでとうsign01横顔とか眼つきの一部がお父様(渡辺謙さん)にソックリですねhappy01
 
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2018年7月28日 (土)

映画「万引き家族」

2018/07/26

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本年のカンヌ映画祭最優秀作品賞(パルムドール)受賞、話題の映画
やっと見ました(家の人が見に行きたいと言いながらなかなか予定が立たず今日2人で行き、やっとこさ実現という運びsmile
万引き家族
原案・監督・脚本 是枝裕和
音楽 細野晴臣
キャスト: リリーフランキー、安藤サクラ、松岡茉優、池松壮亮、城桧吏、佐々木みゆ、緒形直人、森口瑤子、山田裕貴、片山萌美、柄本明、高良健吾、池脇千鶴、樹木希林 
解説とあらすじ(シネマトゥディ、映画レポート/ 映画.com  より)
[解説]
『誰も知らない』『そして父になる』などの是枝裕和監督による人間ドラマ。親の年金を不正に受給していた家族が逮捕された事件に着想を得たという物語が展開する。キャストには是枝監督と何度も組んできたリリー・フランキー、樹木希林をはじめ、『百円の恋』などの安藤サクラ、『勝手にふるえてろ』などの松岡茉優、オーディションで選出された子役の城桧吏、佐々木みゆらが名を連ねる。
[あらすじ]
治(リリー・フランキー)と息子の祥太(城桧吏)は万引きを終えた帰り道で、寒さに震えるじゅり(佐々木みゆ)を見掛け家に連れて帰る。見ず知らずの子供と帰ってきた夫に困惑する信代(安藤サクラ)は、傷だらけの彼女を見て世話をすることにする。信代の妹の亜紀(松岡茉優)を含めた一家は、初枝(樹木希林)の年金を頼りに生活していたが……。
*映画レポートより抜粋(矢崎由紀子氏による)

 おそらく是枝裕和監督作品の中では、「誰も知らない」の遺伝子をいちばん多く受け継いでいるだろう。しかし、児童虐待から独居老人まで、いまどき日本の社会問題を6人の登場人物に背負わせた群像劇でもあるこの映画には、さらなる是枝的要素が混ざり合っている。子どもたちを愛し、愛される親になろうと奮闘する治と信代(安藤サクラ)の物語は、「そして父になる」の続編だ。また、法律的な善人が犯す悪(少女の親による虐待)と、法律的な悪人が成す善(治による虐待児の保護)を対比させた点は、「三度目の殺人」の流れを汲んでいる。まさしく集大成だ。

...。oо○**○оo。...。oо○**○оo。...。oо○**○оo。
 パルム・ドール作品賞を獲得するのには、役者の名演技が欠かせない訳で、この映画は、主役の家族6人がそれぞれにハマり役だったと思うけれど、その中でも秀でていたのは、安藤サクラさんと樹木希林さんの2人。是枝監督率いる「是枝組」という映画作成スタッフ集団が創り出してくれた空気の中で「呼吸するように演じられた、感謝」とインタビューで答えているサクラさsweat01sweat01んの言葉通り、全編通して「演じていないかのよう」な母親ぶり。池脇千鶴が刑務官になっての取り調べ室での対話場面は圧巻で、胸が熱くなりました。樹木希林さんの「おばあさんぶり」も安定の素晴らしさ!!。先月観た「モリのいる場所」で演じた熊谷守一の妻役と年齢的には余り違わないだろう外見にも関わらず、表情、セリフ、ふるまい(食べ方やパチンコ店での細かい演技、品のない感じ)が、映画によって全然違うので恐ろしいほど演技上手だと思いました。(前歯も無かったしcoldsweats02
 この家族の人間関係(実は誰1人として血の繋がりのない6人だった)は映画の終盤に続々と解明されていくことになるのだが、この6人の共同体は、家屋の持ち主のおばあちゃん(樹木希林)を支えるようにしながら本当の家族のように「振る舞って」いる。がしかし、深い絆は心身ともに無いため、おばあちゃんの死あたりから残された5人に逆風が襲いかかり、「家族のような形」はズタズタになって行く。全員で海に行ったり、隅田川の花火を(音だけ)家の軒下から皆で見上げたり、貧しいけれど皆で座卓囲んで食事したり、というような「いかにも仲良し家族らしい」光景は
一瞬の花火にも似たはかない美であり、その空気は暖かいけれどやはり不幸の香りが漂っている。
 子供は2人出てくるが、5歳の女の子は共同体の内部に安住しようと順応して行くのに反比例するかのように、おそらく通っていれば小学校高学年位の男の子は、「万引き」への罪の意識と思春期ならではの感情などからくる共同体の外への意識から出た行動が事件と事故に発展し、警察やマスコミに知れて社会に曝される。
 悩める万引き少年役を演じた城桧吏くん、良かったですし、5歳を演じた佐々木みゆちゃんのラストシーンの表情には旋律が走るような感覚を味わいました。けれど私は、この2人を見ているうちに、40年ぐらい前に見た「鬼畜(松本清張原作)」という映画を思い出していました。主人公役の緒形拳に捨てられる(日本海側のどこかの海岸から落とされる)5歳の息子を演じていた岩瀬浩規くんという子役のことをずっと考えていたのです。万引き家族の子どもたち同様、「親や境遇を選べない不幸を背負わされる子ども」の役では、私の映画鑑賞歴史上の涙を絞られた子役第一位であります。今回の5歳児と大きく違うのは、血の繋がった父子だった(でも妾の子で父親と息子の接点は限りなく少ない)という点。父親(緒形拳)は息子の身元が割れないよう証拠隠滅を計り海に落としますが、奇跡的に助かった息子は、ポケットにあった石盤のカケラから捜索が進み父親が捕まります。父親に対面した息子は、「ボクは、間違って崖から落っこちちゃったんだ。このオジサンは誰だかボクは知りません」と嘘をついて父親を救うのです。「このおじちゃん、知らない人」と何度も繰り返し婦警役の大竹しのぶが当惑する表情をするのですが、それに比べると、なんだろう、万引きを手伝わされる子供たちには、涙が出なかった。血の繋がりを超えた母性を演じて輝いてみえた信代役の安藤サクラがその辺を全部持って行ってしまったのかな??
 一緒に見に行ったオットは、昨今の社会問題をてんこ盛りに詰め込んでいる映画で、詰め込み過ぎてちょっとやり過ぎではなかろうか(フィクションっぽい感じが強くてちょっとシラケる)と言っておりました。(カンヌ受賞作品だから今回は見たけれど本心では「ミッション:インポッシブル/ フォールアウト(公開は8/3)」みたいな映画が見たいなぁ」とも言っていた)
遺族年金、工事現場、クリーニング店、そして風俗、皆それぞれ収入がありながら、あまりにも家は狭く、ごちゃごちゃ、貧しくて…この人たち、計画性が無さ過ぎ?とか傷の舐め合い生活が好きなんだろか?とドライな目で見るとそうとも受け取れます。
 松本清張の描いた「鬼畜」時代の子供への虐待は、目に見えやすかったしある意味わかりやすい(本妻vs妾など)構造でしたが、今の是枝監督が描く世界観は一見しただけでは「見えない」世界。社会が成熟すると、やはり一筋縄ではいかない複雑怪奇な人間関係や世の中になってしまうのかもしれないです。ある意味怖いbearing
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 この映画は、ポップコーンが似合わなかった。たくさん余らせてしまいました

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2018年7月18日 (水)

映画「焼肉ドラゴン」

2018/07/17

 自分にご褒美!で出勤前の時間を使って映画館へ。
ロードショーも終盤になると上映時間帯が変わってくるので、第一候補は見送り、その次に見たかった映画です。
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 連日の猛暑で外気温は暑い!、それに反して映画館は涼しい(シネコンの中でもコンパクトな部屋に観客20人足らず)、しかし上映作品は思い切り暑苦しいsmilesweat01sweat01
舞台作品を映画化したもので、監督は戯曲の作者と同一人物。観たかったけれどチケットが取れなかった作品です。
焼肉ドラゴン
原作・監督・脚本 鄭義信
キャスト: 真木よう子、井上真央、桜庭ななみ、大泉洋、大谷亮平、根岸季衣、宇野祥平、大江晋平、イ・ジョンウン、キム・サンホ 他
( ^ω^ )
 映画について述べる前に、数々の受賞歴のある舞台版「焼肉ドラゴン」について。
舞台の方は、初演が2008年、再演が2011年、三演が2016年で作品には「読売演劇大賞」と「朝日舞台芸術賞グランプリ」が、作&演出の鄭義信氏には「紀伊國屋演劇賞」「鶴屋南北戯曲賞」「芸術選奨文部科学大賞」が授与されています。
圧巻の舞台作品、ということです。チケット完売で取れませんでした(上演場所は家から一番近いのに…bearing
 それを映画化したらどうなるのか?という興味と、役者揃いの出演者に惹かれて観たのでした。
映画の解説とあらすじ(ホームページとWikipediaより)

鄭義信作・演出による舞台「焼肉ドラゴン」は朝日舞台芸術賞グランプリ、読売演劇大賞および最優秀作品賞など数々の演劇賞を受賞。熱狂的な支持を受け2011年・2016年と再演を重ね、多くのファンを魅了しました。そんな演劇界では一流の演出家であり、映画界では『月はどっちに出ている』、『血と骨』などで脚本家としも名高い鄭義信が本作では初監督に挑みます。

そして、長女・静花役に真木よう子、次女・梨花役に井上真央、三女・美花役に桜庭ななみと美人三姉妹が揃い、静花への思いを秘めたまま梨花と結婚する男性・哲男に大泉洋など日本映画界を代表する豪華キャストが集結。さらにキム・サンホ、イ・ジョンウンら韓国の名優が我が子や店に集う騒々しい客たちを、いつも温かなまなざしで優しく包みます。

「小さな焼肉屋の、大きな歴史を描きたい」と語る監督の言葉通り、70年代の時代の記憶、人々のぬくもりが鮮明に蘇り、明日を生きるエネルギーで溢れる人生讃歌の物語に仕上がりました。

(あらすじ)*舞台版のあらすじであり、映画では時生の亡くなり方など少し異なる部分あり

金龍吉は第二次世界大戦に従軍して左腕を失い、四・三事件で故郷の済州島を追われて来日した高英順と再婚する。龍吉は長女・静花と次女・梨花、英順は三女・美花をそれぞれ連れており、二人は国有地を不法占拠した集落で焼肉店「焼肉ドラゴン」を開業し、やがて長男の時生が生まれた[15]

作中では1969春から物語が始まり、中学生となった時生が「僕はこんな町大嫌いだ!」と屋根の上で叫ぶ[16]。梨花は李哲夫と結婚パーティーを挙げようとしていたが、区役所の窓口で担当者と哲夫がケンカして婚姻届を提出できなかった[16]。夏になると国有地から立ち退くように一家は通知を受け、有名私立中学に通う時生はいじめにあって不登校となる[16]。哲夫が働かないこともあって梨花は立腹し、かつて付き合っていた静花の事をまだ好きなのではないかと責める。これを気にした静花は尹大樹と付き合うが哲夫はそれでも好意を捨てず、梨花も常連客の呉日白と関係を持つようになった[16]

いじめが続いて時生は失語症となり、美花は勤め先のクラブの支配人の長谷川との不倫が明らかになる[16]。冬になり静花と大樹は婚約したが、そこに哲男が現れて静花に一緒に北朝鮮帰国事業で移住する事を求め、静花はこれに応じる[16]留年した時生に対してそれでも学校に通うよう龍吉は説得するが、時生は屋根から飛び降り自殺をしてしまう[16]1970になり、妊娠した美花と結婚するため長谷川は妻と離婚した。土地の収容に訪れた公務員に、龍吉はこの土地は自分が買ったものだと主張し、感極まって「戦争でなくした腕を帰せ」、「息子を帰せ」と叫ぶ[17]

 

1971春、ついに店は取り壊される。哲夫は帰国事業で二度と再会できなくなる未来を暗示するように記念写真をしつこく撮り[17]、梨花は呉日白と韓国へ移住、三女の美花は長谷川と日本でスナックを経営して一家は離散する[16]。龍吉と英順はリヤカーに荷物を載せて去り、死んだ時生が屋根の上に現れて「アボジ!オモニ!本当はこの町が大好きだった!」と叫ぶ中で桜の花びらが降ってくる[18]

★゜・。。・゜゜・。。・゜☆゜・。。・゜゜・。。・゜
 冒頭シーンとエンディングのナレーションは、長男の時生くんです。これは舞台版と同じにしているようで、ラストシーンの夫婦2人は、まるで舞台っぽい光景とセリフと動作でした。今回、あらすじを敢えてウィキペディアから引用したのは、映画の公式サイトなどは、好意的にまとまっていて物語の暗さやダメダメさがわかりにくいと思ったからです。
 冒頭から非常に騒がしい光景が延々と続く、うるさく、面倒臭く、一見はちゃめちゃ。その中心人物でもある母親(オモニ)は、実はあたたかくて優しい人物でもあります(だんだん判ってくる)が、とにかく、日本人とは違う!泣いたり怒ったりがストレートに爆発する上に、大阪という場所柄もあって、日本語と韓国語と大阪弁が飛び交う!!スゴイです。実際にこんな場面に遭遇したら、私もドン引きだろうなあぁ、時生くんが「僕はこの街が大嫌いです」というナレーションに私も1票happy01
 1969年から1971年という高度成長期の大阪、1970年は大阪で万国博覧会が開催され映画の終盤で、長女次女がそれぞれの伴侶と一緒に万博見物に出掛ける設定でもある。長女は苦難を抱え、次女との間には葛藤もあり、三女は三女で別件の「嫉妬に耐えなければならない」事情を抱え、長男は追い詰められて失語症…。問題山積みの家族です。タイトルの焼肉ドラゴンのドラゴンは龍、店主の龍吉さんのお店だからそう呼ばれていますが、今風の焼肉店というよりはホルモン屋。三女の結婚が決まろうとする時に、父親として長い独白シーンがありますが、これには胸を打たれると共に、在日コリアンはどうして在日なのか、がよくわかりました。1947年の済州島4,3事件が大量の難民を作り出したこと。南北朝鮮紛争の余波で祖国の村・家・親戚家族を失ったこと。龍吉は太平洋戦争に駆り出されて片腕を失っていること…。戦後のどさくさで、詐欺まがいの形で「醤油屋のさとうさんから買った」という焼肉店の土地は国有地であり、お店は「不法占拠」で立ち退きを強いられる。龍吉さんの息子への愛情は、結果的に虐待にも等しく、それに気付かない(夢中で生きていて気づけない)彼には憐れみと苛立ち(このままだと時生くん壊れちゃうか破綻しちゃうよ!)を覚えましたが、それ以外の点では、何故かだんだん龍吉さんが好きになっていく自分がなんとも不思議で仕方ないのでした。そしてこの夫の影響で、直情的な妻=娘たちの母親 に対しての印象も終盤に向けて徐々に良くなっていくのでした。 最終的にこの一家はそれぞれの伴侶と共に離散していきます。
 哲夫は自称インテリ在日コリアン、でだからこそ北(北朝鮮)に移住願いを出します。美人だけど、身体に障害を抱えどこか薄幸そうな静花。退去の日、カメラ持参でやたらと写真を撮ってた哲夫の姿を見た際、直感的にこの2人は二度と日本には戻れないのだろうと感じた次第。猥雑な面をもつ次女夫婦の韓国暮らしもどうなんだろうなぁ(当時は独裁体制で経済的にも貧困国だった)。龍吉の長い独白の中で、彼は、娘たちがみな「しわわせに(幸せ)になって欲しい」と「しわわせ」発言を何度か繰り返していたことが私の予想に対してとても引っ掛かる言葉になりました。(亡き人となった時生くんの「僕はこの街が好きでした」発言にも違和感、当時の13~4歳の男の子ってそんなもんなのかな)。でも、役者さんたちの演技は皆上手でした。このメンバーで舞台版とか上演してくれたら是非観てみたいです!
 映画と舞台(舞台は観ていないのだけど)、似ているようで非なるもの、と感じた映画。秋には、黒澤明監督の映画「生きる」、を舞台化(ミュージカル)にしたものを観に行く予定なのだけれど、さて、今度はどうなのかな〜sign02
 
 
 
 

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2018年7月16日 (月)

映画「空飛ぶタイヤ」

2018/07/11

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原作:池井戸潤
監督:本木克英
主題歌:サザンオールスターズ「戦う戦士たちへ愛をこめて」
キャスト:長瀬智也・ディーンフジオカ ・高橋一生・深田恭子・寺脇康之・小池栄子・阿部顕嵐・ムロツヨシ・中村蒼・木下ほうか・浅利陽介・谷村美月・近藤公園・杉村蝉之介・渡辺大・矢野聖人・田口浩正・津田寛治・柄本明・佐々木蔵之介・岸部一徳・六角精児・大倉孝二・柄本明・笹野高史
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解説とあらすじ(シネマトゥディ より)
人気ドラマ「半沢直樹」「下町ロケット」などの原作者として知られる池井戸潤のベストセラー小説を実写映画化。トラックの脱輪事故で整備不良を疑われた運送会社社長が自社の無実を証明すべく、製造元の自動車会社がひた隠す不正を暴く闘いに挑む。メガホンを取るのは、『超高速!参勤交代』シリーズなどの本木克英監督。主人公を『TOO YOUNG TO DIE!若くして死ぬ』などの長瀬智也が熱演する。
トラックの脱輪事故で主婦が亡くなり、整備不良を疑われた運送会社社長・赤松徳郎(長瀬智也)は、警察の執拗(しつよう)な追及を受ける。赤松はトラックの欠陥に気付き製造元のホープ自動車に再調査を要求するが、調査は進展せず自ら調査を開始。やがて大企業のリコール隠しを知った赤松は、会社や家族を守るため、そして自身の正義のため、巨大企業に立ち向かっていく。
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 原作は読まずに視聴。「半沢直樹」で一躍超有名になった池井戸潤氏だけれど、テレビドラマばかりだったそうで、意外にも映画化された原作はこれが「お初」だったようです。
 原作は何を基に書かれているかは知っていて、内容的に「重そう」とか、三菱という財閥系の会社の実話が基なのによく映画化出来たものだなあ、などと思うところがあったので、キャスティングに惹かれて見た(評価も良かったから)というところが本音です。
 基になっているのは三菱のリコール隠し と、そのために起きた2002年の横浜母子死傷事故。主人公役の長瀬智也くんは文字通りの熱演でした。ディーンフジオカ はこの映画の役柄としてでは上手だったし、専務役の笹野高史さん他、運送会社の人たち、および大企業で働く人達のキャスティングも「うんうん、そうそう、いるいる、こういう人達」」という印象。
 池井戸潤氏の作品は、下町ロケットしか読んだこと無いので私ごときがどうこう言うのも差し出がましいけれど、中小企業が頑張って成功を掴むサクセスストーリーならば実話に基づくことは大歓迎だし、テレビドラマでブレイクした半沢直樹は、ご自身が銀行勤務(しかも今回の映画と同じ銀行)だったからこそフィクションでもとても楽しめたhappy01。でも、空飛ぶタイヤは、あまりにも映画のストーリーが上手く出来すぎていて、ギリギリまで追い詰められた主人公がタイムリーに救われていく様はドラマチック過ぎて、多分実際とは違うのだろうなぁ、と劇場の座席で見ている間でも妙に疑わしい目になる自分がいたのです。
 帰宅後調べてみると、やはり当事者の運送会社は、すでに廃業していました。原作の中の主人公は長瀬智也くんみたいにカッコ良くなくて、どちらかと言うと整備士長の役だった六角精児さんに似た感じのようでもあり、そちらの方がずっと現実的です。でも、そんなリアルすぎるキャスティングでは映画の興行的にはNGなのでしょうね。 
 映画の中では、被害者の夫(浅利陽介くん)が、葬儀の会場で感情を爆発させた時のセリフが印象に残りました。「なんで、私の妻なんですか?彼女、何か悪いことしましたか?いきなり車道に飛び出して来たのですか?歩道を歩いていなかったのですか?そんなことないですよね。でも、もう妻は帰ってこない。それなのに、あんた達は、自分達の保身ばかり考えている。あんたらそれでも人間ですか?」 と絶叫。
 なんで?、なんで?、そう言う問いに誰も答えられないことありますよね。不条理と呼ばれるものはほとんどそうなのだと思う。しかもこれに関しては、主人公の赤松徳郎(長瀬)もホープ自動車販売部の沢田悠太(ディーンフジオカ )もどこかで同じ感情を抱いていて、映画のラストシーンで、お互いに「もう二度と会いたくない」「嫌いだ」と言いあうのです。
 お互いに、この会社から車を買わなければ、とか自分が転勤で販売部にいる時にたまたまこんなアクシデントに遭遇しなければ、などと不条理を感じている発言。
 
 結局、人間は、「お互いの立場」というものには「なってみないと分からない」とも言える生き物なんだよね、とやんわりと、でもキッパリと教えてもらった気がします。
 
 
 

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2018年7月 6日 (金)

映画「羊と鋼の森」

2018/06/29

叔母から有効期限が明日までという「喫茶店のスタンプカード」を貰い、それでお昼ご飯を食べながら、見たい映画1作品を観てきました(夕方から仕事だったので、2つは不可sweat01なんだか今、観たい映画が4作品もあるのです)。
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羊と鋼の森
原作:宮下奈都
監督:橋本光二郎
脚本:金子ありさ 
音楽:世武裕子
出演:山崎賢人・鈴木亮平・上白石萌音・上白石萌歌・堀内敬子・仲里依紗・城田優・光石研・吉行和子・三浦友和
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解説とあらすじ(シネマトゥデイ より)
第13回本屋大賞に輝いた宮下奈都の小説を実写映画化。ピアノの調律のとりこになった一人の青年が調律師を志し、さまざまな人々との交流や、挫折を経験しながら成長していくさまを描く。主人公・外村を『四月は君の嘘』などの山崎賢人、外村の人生に大きく関わる調律師・板鳥をテレビドラマ「就活家族 ~きっと、うまくいく~」などの三浦友和が演じる。『orange-オレンジ-』で山崎と組んだ橋本光二郎がメガホンを取り、『高台家の人々』などの金子ありさが脚本を担当。
北海道育ちの外村直樹(山崎賢人)は、高校でピアノの調律師・板鳥宗一郎(三浦友和)と出会い、板鳥の調律したピアノの音色がきっかけで調律師を目指すことに。やがて板鳥のいる楽器店で調律師として働き始め、先輩に同行した仕事先で高校生の姉妹ピアニスト和音と由仁に出会う。
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羊はフエルト、鋼(ハガネ)はピアノ線(ハンマーの金属部分?)ということで、若き調律師の苦悩と成長物語がこの映画の主軸です。
五感を刺激する美しい映像とピアノ音楽。ホームページを見たら、、まあ、ありかもね、とは感じましたが「文部科学省選定・東京都推奨映画」となっていたsmile
映像は、主人公が調律師養成学校に通うところ以外は、全て北海道で撮影されていて、しかもカメラにはスーパーアナモフィックレンズとかいうハイテク技術で対応。snow
雪の結晶やダイヤモンドダストまでバッチリ綺麗です。(学校や勤務先楽器店は旭川市、林業を営む主人公の実家は美瑛で撮影したそうです)
cd
演奏されるピアノ曲は、販売されたCDによると 

01 ラヴェル:水の戯れ / 辻井伸行 

02 モーツァルト:きらきら星変奏曲 / 菊池洋子 

03 ドビュッシー:月の光 / 辻井伸行 

04 ショパン:練習曲集 作品25 9番《蝶々》 / 江崎昌子 

05 ラヴェル:亡き王女のためのパヴァーヌ / 外山啓介 

06 ショパン:小犬のワルツ / 山本貴志 

07 ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第14番《月光》:第1楽章 / 辻井伸行 

08 ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第23番《熱情》:第1楽章 / 及川浩治 

09 ショパン:ピアノ・ソナタ第3番:第4楽章 / 辻井伸行 

note

だったようで、登場する双子姉妹を上白石萌音さんと上白石萌歌さんという女優で本当の姉妹が演じていて(しかも彼女たちの母親はピアノ教師だそうで)とてもリアルでありました。
調律師の先輩役の鈴木亮平さんは、上手かったけれど、どうも自宅で半年近く見ている大河ドラマの「西郷どん」っぽく見えてくるし、主役の山崎賢人くんの苦悩ぶりにはあまり共感出来ず、師匠役の三浦友和さんには魅力が欠けてて、ストーリー全体が少女小説ちっくなのもあって、入り込めませんでした〜(途中が退屈だった)
wobbly
 自宅に来る調律師さん(♀)に言わせると、寒い学校の音楽室、体育館での調律、教会の礼拝堂の暑さ寒さも結構キツイ、だそうなので、冒頭の高校の体育館のピアノを板鳥(三浦)が調律するシーンでは、「調律師のあるある!』ね、などと納得しながら見ました。
 上白石姉妹は初共演だそうです。一番近くにいて、お互いを高め合えるチャーミングな姉妹(兄弟でも可happy01)って羨ましいなあ、この場合、やっぱり同性がいいのかもなあ、と思う。私自身は実弟と何かを競ったり高め合ったりした経験は皆無だし、我が家の猫も、一緒に生まれた弟(あるいはお兄さん)猫がいるのですが、生後4ヶ月で離れ離れになってしまい、そういう相手はいませんsweat02
 仕方がないので、1人と一匹、仲良くやっていくしかないね(´・ω・`)
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本日のランチはサンドイッチとコーヒー。
頭隠して尻隠さず、の五郎丸。
 

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2018年2月16日 (金)

映画「祈りの幕が下りる時」

2018/02/14

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水曜レディースデーの映画は、用事の合間の空き時間に「見たい映画」があった場合のお楽しみ、としているかちゃまたです。駐車場に車を入れた時点では、15分違いで上映開始の二本、「嘘を愛する女」「祈りの幕が下りる時」両方に間に合っていましたが、平昌オリンピックのライブ中継が気になって、車の中でテレビ観戦、結果「祈りの…」を見ることにhappy01
【原作】東野圭吾
【監督】福澤克雄
【出演】阿部寛、松嶋菜々子、溝端淳平、田中麗奈、キムラ緑子、烏丸せつこ、
春風亭昇太、音尾琢真、上杉祥三、中島ひろ子、桜田ひより、及川光博、伊藤蘭、
小日向文世、山崎務
解説とあらすじ(シネマトゥデイより)
類い稀な推理力で難事件を解決に導く刑事を主人公にした、東野圭吾の人気ミステリー小説を映像化した『新参者』シリーズの完結編。謎に包まれた殺人事件の捜査線上にある女性演出家が浮上したことで、主人公・加賀の母が失踪した理由や父との不和、加賀自身の過去が明かされる。主演の阿部寛をはじめ溝端淳平、田中麗奈、山崎努らレギュラー陣が続投し、新キャストとして松嶋菜々子、伊藤蘭、小日向文世らが参加。テレビドラマ「半沢直樹」などの演出を務めた福澤克雄がメガホンを取る。
あらすじ:
滋賀県に住む女性が東京都葛飾区で殺され、松宮(溝端淳平)ら警視庁捜査一課の刑事たちが担当するが、捜査は難航する。やがて捜査線上に女性演出家・浅居博美(松嶋菜々子)の存在が浮かび上がり、近くで発見された焼死体との関連を疑う松宮は、その遺品に日本橋を囲む12の橋の名が記されていることを発見する。そのことを知った加賀恭一郎(阿部寛)は心を乱し……。
★゜・。。・゜゜・。。・゜☆゜・。。・゜゜・。。・゜
東野圭吾さんの作品だし、(ヤフー映画の星評価は、こちらの方が高いし…とかいう理由で、高橋一生君の美声や長澤まさみちゃんのプロポーション堪能を諦めたsmile わけでしたが)、俳優陣が良く、博美(松嶋菜々子)の少女時代を演じていた桜田ひよりさんが熱演でしたし、父親役の小日向文世さんの迫真の演技も良かったのですが。。。
ストーリーが、「砂の器」の二番煎じ、みたいでちょっとガッカリ。
警視庁日本橋署に勤務する主人公に関連してロケ地が、隅田川に掛かる12橋、と明治座(日本橋浜町や人形町周辺)だったから、視覚的に楽しめました(あ、ここ行った、え!ここ知らない、という風に)。
゜。°。°。°。°。°。°。°。゜。°。°。°。゜。°。°。°。°。°。°。°。゜。°。°。°。
先週末、一人で外出した際に立ち寄った喫茶店。
友人の話では、当時近隣に住んでいた作家の森村誠一氏が、毎日のようにコーヒーを飲みに立ち寄ったお店だとか・・・。
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フェアトレードの選りすぐり?の豆で丁寧に淹れてくれたコーヒーcafe
美味でありました。(脇の軽食は、ナスとシメジのチーズパニーニ)
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2017年12月27日 (水)

歯科検診&映画「ギフテッド」(gifted)

2017/12/27

7年前に、右奥歯の一本だけをインプラント治療してもらった。
今日はその検診日。
予約の都合で朝の9時。お陰で40分後には病院を後に出来たので、そのまま日比谷シャンテまで出向いて、今年最後の映画鑑賞。
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曜日と、時間帯と場所の兼ね合い、そして、昨年当選したギフトカードの有効期限や、シネマイレージの特典交換などの有効期限を考え、選んだ映画がこの「ギフテッド」であります。がしがし、これが思いのほか良い映画でした。2017の映画鑑賞締めの1本花丸upgood

監督:マーク・ウェブ
脚本:トム・フリン
出演:クリス・エヴァンス(フランク)、マッケナ・グレイス(メアリー)、リンゼイ・ダンカン(イブリン)、ジェニー・スレイト(ボニー)、オクタヴィア・スペンサー(ロバータ)ほか
【解説とあらすじ】(解説=シネマトゥディより)(あらすじ=劇場HPより)
(解説)
『(500)日のサマー』や『アメイジング・スパイダーマン』シリーズなどのマーク・ウェブ監督が手掛けたヒューマンドラマ。7歳の少女の特殊な才能が発覚したことから、ささやかな幸せが揺らぎ始める。『キャプテン・アメリカ』シリーズなどのクリス・エヴァンス、子役のマッケンナ・グレイス、『ウィークエンドはパリで』などのリンゼイ・ダンカン、オスカー女優のオクタヴィア・スペンサーらが出演。
(あらすじ)

フロリダに暮らす、ちょっと変わった2人と1匹の家族。7歳の生意気ざかりのメアリーと、彼女の叔父でシングルのフランク、そして“歴史上一番すごい猫”のフレッドだ。互いがいるだけで、毎日が記念日のように楽しい時間は、メアリーが学校へ行くことになり揺らぎ始める。彼女には、生まれながらにして数学の天才的な才能(ギフテッド)があった。フランクはメアリーの英才教育を頑なに拒むが、そこへ縁を切ったはずのフランクの母親が現れ、彼からメアリーを奪おうとする。歴史を変える才能の開花か、愛する者と生きる人生か──果たして、メアリーにとっての本当の幸せは?


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7歳の少女が、マサチューセッツ工科大学の学生が板書した数式の欠陥を指摘して、なおかつその証明もさらさらと黒板に書いてしまう。
ギフテッド(gifted)とは、生まれつき高度な知的能力を持った人間、あるいはその才能を指す言葉だそうです。今年、「天才」と言われたのはプロ棋士の藤井聡太くんですが、加藤一二三(ひふみん)氏の言葉で言えば、彼は「秀才型の天才」だそうで、今日の映画ののメアリーは、7歳という年齢を思うと、「生まれつきの天才」なのでしょう。

 このメアリーの育て方を巡って、他界した母親からの遺言に従って育てようとするメアリーの叔父(母親の弟)と彼ら姉弟の母親に当たるメアリーのお婆ちゃん(いわゆる毒親)が天才の育て方を巡って法廷で争います。どちらもメアリーに良かれと信じているがゆえにまさに骨肉の争いに発展。展開の後半から母親が何故命を絶ったかなどが分かってきます。映画に出てくる、数学のミレニアム懸賞問題とは数学上の未解決問題として実在し、メアリーの母親は、そのうちの1つを解き明かしたが、母娘関係で悩んだ毒親(メアリーの祖母)の死後の公開を弟に託して自殺してしまう。数学の世界というのは、まだまだ未解決の問題がミレニアム懸賞問題だけでも6つあり(解決した1つのポアンカレ予想というのも、証明したペレルマンの不可解な行動がなんともスッキリしません)、この世界に取り憑かれてしまうと、どうやら精神が不安定になりがちなのも事実のようです。
叔父の考え方、祖母の思い、学校側の態度、それぞれの立場もあり、この問題の着地点の難しさを感じながら見ていましたが、やはり落とし所は「玉虫色」にして、メアリーが叔父のフランクと笑顔で過ごしているところで映画は終わります。
映画的には、めでたしめでたし、でしたが、この続き、気になるなあ。
自殺した母親は、自分が辛く苦しかったから、同じ道を娘には歩ませたくなかったのだろうし、育ての親であるフレッドは、大学の准教授の仕事を捨てて(挫折)ボートの修理(自営業)で生活は貧しく、メアリーに「ピアノが欲しい」と言っても叶えてあげられそうもない。一方で、ケンブリッジ出身(数学科)の祖母は、娘に見た夢を孫にも…との思いが強すぎる。
特殊な才能を持った子供と保護者の心理が見どころです。
 隣人のロバータ役のオクタヴィア・スペンサーが、とても良い味出してました。昔見た「風と共に去りぬ」に出てきた、スカーレットの乳母役を彷彿とさせる演技。
生まれつき与えられている能力を持つメアリーは生まれつき片目を失っている猫を拾います。この飼い主と猫の絆がこの映画の象徴的な姿かもしれません。
映画とは関係ないけれど、NHK大河ドラマの再放送「風林火山」を毎週欠かさず見ています。主人公の山本勘助(内野聖陽さん)がやはり隻眼ですが、抜群の軍師ぶり。彼の頭脳に支えられて武田信玄(市川猿之助)は領地を拡大できるのです。
 この映画見ながら、猫に魅かれ、軍師山本勘助を思う観客も私ぐらいかもしれないなあ、と思いながら、なんだか幸せ気分になりました。
隻眼のフレッドは、鳥にも優しいネコちゃんですが、我が家の五郎丸は、毎朝ベランダで、カラスやヒヨドリにガン飛ばししています。平凡、ってこういうことですね。
 

フレッド役の猫ちゃんが実に素晴らしかったので、ネット上の写真を
無理やり撮影していますが、このネコ、生まれつき隻眼なのでしょうか?

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(それにしても良い相棒役していました(拍手paper

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2017年12月14日 (木)

映画「DESTINY 鎌倉ものがたり」

2017/12/13

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原作:西岸良平
監督&脚本:山崎貴
音楽:佐藤直紀
出演:堺雅人(一色正和)、高畑充希(一色亜紀子)、堤真一(本田)、安藤サクラ
(死神)、田中泯(貧乏神)、中村玉緒(キン)、市川実日子、ムロツヨシ、要潤、大倉孝二、神戸浩、國村準、木下ほうか、鶴田真由、薬師丸ひろ子、吉行和子、橋爪功、三浦友和
解説とあらすじ(シネマトゥデイより)
西岸良平による人気漫画「鎌倉ものがたり」を、西岸が原作者である『ALWAYS』シリーズなどの山崎貴監督が実写映画化。人間だけでなく幽霊や魔物も住むという設定の鎌倉を舞台に、心霊捜査にも詳しいミステリー作家が新婚の愛妻と一緒に、怪事件を解決していくさまを描く。和装に身を包み多趣味なミステリー作家を堺雅人、年の離れた妻を高畑充希が演じる。そのほか堤真一、安藤サクラ、田中泯、國村隼、薬師丸ひろ子、三浦友和、中村玉緒らが出演。
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鎌倉に住むミステリー作家・一色正和(堺雅人)のもとに亜紀子(高畑充希)が嫁いでくるが、さまざまな怪奇現象が起こる日常に彼女は戸惑ってしまう。犯罪研究や心霊捜査にも通じている正和は、迷宮入りが予想される事件の折には、鎌倉警察に協力する名探偵でもあった。ある日、資産家が殺害され……。
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 予告編を見たときから、特殊撮影VFX(Visual Effects)=現実にあるものと作り上げた架空の映像を合成し違和感のないよう仕上げる、が素晴らしい作品で気になっていたもの。主演が堺雅人&高畑充希 の夫婦役、という設定もgoodd(^_^o)良さげで、仕事の合間を生かして映画館のレディースデーへscissors
 
 原作は読んではいないけれど、鎌倉を舞台に、(800年の歴史ある街には妖怪やら幽霊が存在しても違和感ない、という設定で)ジブリ作品「千と千尋の神隠し」を彷彿させる世界観を繰り広げた作品でした。作品のテーマも「大切な人を取り戻す話」でそこのところも一緒!!。
 堺雅人と山崎貴監督作品が好きな人には是非見てくださいheartとオススメな作品。
役者陣は粒ぞろいで、中でも死神役の安藤サクラ、貧乏神役の田中泯、よかったな〜。 高畑充希演じる亜紀子は、元は出版社勤務でその時の上司が堤真一演じる本田。この2人、最近テレビコマーシャル(docomo)で(社内のエレベーター内で恋人会話するところを会長役の加藤一二三に見られてしまう)を思い出してちょっと心の中でクスッと笑ってしまいました。
 子供時代の正和が、父親(三浦友和)の変装を見抜けなかったこと(というよりも普段の生活が変装状態だったというのはいかにも変)、とか正和と亜紀子が、過去に何度も夫婦として結ばれている間柄だったという設定が、さらっと語られるだけで深さがないこと。天頭鬼(てんとうき)という悪玉妖怪は、なぜ亜希子が好きなのか、など結構「sign02」なところもありましたが、ゆるりと楽しむにはもってこいの長編映画でありました。

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