カテゴリー「書籍・雑誌」の16件の記事

2017年3月28日 (火)

読書「旅猫リポート」有川浩

2017/03/25

Img_3195

インスタグラムでフォローしあっている「猫の飼い主さん」仲間のお勧め本。
著者が有川浩なら間違いない、と思い文庫本を購入。出かける際は持ち歩き、最後は自宅で、読み終える。(隣室で調律師さんが仕事中、五郎丸はキャットタワーの上で昼寝、私は涙を拭きふき読み終える、という展開)

文庫本のカバー紙、後ろ側にある「本の解説」

野良猫のナナは、瀕死の自分を助けてくれたサトルと暮らし始めた。
それから五年が経ち、ある事情からサトルはナナを手離すことに。
「僕の猫をもらってくれませんか?」一人と一匹は銀色のワゴンで『最後の旅』
に出る。 懐かしい人々や美しい風景に出会ううちに明かされる、サトルの秘密とは。 永遠の絆を描くロードノベル。

・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆

ロードノベル、というジャンルの本、
ちゃんと定義があるのですね。意識して読んだの初めてです。

ロードノベル(road novel)=主人公が旅をしていく、その先々で起きる
出来事を描く小説。

意識せずに読んだ過去のロードノベルの最たるものは「母を訪ねて三千里」かな?。
タイトルに「リポート」」という言葉を使用しているだけのことはあり、ストーリーは、猫(ナナ)の視点、サトル(ナナの飼い主)の視点、その時々の友人や保護者の視点で描かれている。有川浩さんの小説の特徴?として、おおよそ先の展開や結果(ハッピーエンドとか)が読めるようなストーリー展開なのは予想がつけやすく、その点安心して(ハラハラを楽しんで)読み終えることが出来るケースが多い。が本作は、有川浩さん、展開の後半〜終盤に向けて「これって、泣かせに来てる」とわかっちゃう書き方でした。「えsweat01 、やっぱり」などとこちらもわかっちゃいるけれど、泣けますsweat02。両目から涙が溢れ出て、鼻水でグジュグジュになり、とやられっぱなしでした(外出中でなく自宅で読んでてよかった〜smile

読みかけで知った情報ですが、この話、映画化されるそうです。
主演は福士蒼汰くん、わお、ぴったりかも。
「旅猫リポート」映画公式サイトありました。

それにしても、有川浩さんの作品って、映画化、テレビドラマ化率高いな〜。
今回の話は、賢い猫が出て来ます。どんな「タレント猫」ちゃんが演技するのか、今から楽しみsign03 (スタジオで長時間の撮影に耐えるだけでも、「猫」を脱していると思うのに、まして「演技」するなんて、凄過ぎる!!!と自分で猫を飼ってつくづく思うこの頃)

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2016年8月 2日 (火)

読書「作家のねこ」「作家のねこ2」

2016/08/01
P1020291
8月に入りました。梅雨明けしたけれど、昨日今日は、大気の状態が不安定、らしく、急に雨がバーッと降ったり、一転して陽射しが照りつけたり。
昔から「夕立ち」という言葉はありましたが、局地的に豪雨や突風など、やはり昔に比べて気候が荒っぽい。
P1020292

洗濯物を入れたり出したりしながら読書三昧の週末。

特典?として、「虹」が見られました〜。
ブログのお仲間さんから教えていただいた「猫の本」を購入。
ネットで注文したため、「さらにこんな本がオススメです」と表示されるのに乗せられて、文庫本と新書を各1冊づつ買ってもあって、これからは、毎月1冊「猫関連の本」を読むことに決めました。(今月の決意smile

写真が豊富で、作家本人かまたは家族が、飼い猫と作家のことを綴った文章で構成されている「上質な」猫の本。一気に、2冊買って、好きな順番に楽しく読めました。
表紙(カバー)のカラー写真の猫、「作家の猫」の表紙は、中島らも、のとらちゃん(つぶらな目をしている)で、「作家の猫2」の方は、谷啓さん(クレイジーキャッツ)、のゴマちゃん(万歳の姿勢で眠る写真)。また、裏表紙(カバー)の写真が、白黒写真だけど、表紙以上に素晴らしく、室生犀星とジイノちゃん、の写真は、猫好きの心を鷲掴みにされるような「飼い主との2ショット」です。火鉢に手をかけるジイノ(手=前足、をかけることを承知で、室生犀星は火鉢の炭の温度調節、火鉢の淵を綺麗に拭き掃除することに余念がなかったそうです。素敵なエピソードheart04
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作家の猫2、の方は、これまた珍しい?家族写真で、武満徹氏のご一家と猫のクック。
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偶然ですけど、武満家のリビングの食卓灯(ペンダント)が、私が家庭を持った時、新居の食卓灯に付けたのと同じもの(確か北欧製)なので、ワオsign03 、でありました。(このライト、食事をする明かりとしては及第点でしたが、読み書きにはやや暗く、電球のワット数を上げると、熱を持って電球が切れやすく、また形が複雑なので掃除が面倒、でもありましたが)かれこれ30年前のこと。
cat
猫ブームとかで、猫の写真集など多数出回っている昨今ですが、そういう類のいわゆる視覚的に「可愛い」「美しい」が主たる目的ではない、猫の写真が満載の本なのだけど、何故かどの猫も皆、可愛いのです。飼い主が、心から愛でて日常を共にしていると(作家の場合、サラリーマンベースの人たちよりも猫と接する時間が長いはず)
猫が、「いい子」になるのでしょうか?

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2016年7月24日 (日)

読書「今日も一日きみを見ていた」

2016/07/23

梅雨明けせず、雨がちの気温の低い過ごしやすい日々が続いたので、
晴耕雨読、本を読みました。

Img_1487角田光代著。四年前、ひょんなことから角田家にやっってきたアメショーのトト。
人生にはじめてかかわった猫jは、慎重でさみしがりやで、辛抱強く、運動音痴ー。
book

角田光代さんの本、単行本での購入は初めてで、しかも小説ではなく、猫のエッセイ。本の帯には大島弓子さん(「グーグーだって猫である」の著者)の推薦の言葉
「はじめて猫と暮らすおどろきとよろこびがひしひしと伝わってくる」とあり、今の私自身にきっと響くものがあるに違いない、と…。読み始めたら、一気に読破。
book
猫という不思議な存在が、私を変え救ってくれた。
人生で初めて飼うことになった猫は、自然と角田家に入り込んできた。
心臓病に泣き、寝息に至福を覚える。
いつしか、救われている自分に気付いた。
book
まとめてしまうとこんな感じですが、エッセイの文章そのもののトーンが、猫に対する温かい眼差しでいっぱいです。(かといって猫かわいがりしたりベタベタしていないところが作家らしくて好感)。
book
図書館でリクエストして借りてもよかったのだけれど、フォトエッセイ(続々重版出来)と知ってきっと写真も良い出来なのだろう、そそくさとネットで注文。
結果、同じ猫種だけあって、うんうん、あるある、そうそう…と今の我が家の五郎丸との暮らしを文字化してもらって、参考になる(アングルの)写真を数多く見られたような感じでした。
book
角田さんの「あとがき」には、

…中略。 ふつう、受動態と能動態は相互関係にある。私は彼を応援した、というのと彼は私に応援された、というのは同じ意味である。けれど、共に暮らす生き物と私の場合は、そうならない。共に暮らす生き物は、べつに私たちを救おうとなんて思っていない。ただそこにいるだけ。いっしょに暮らしているだけ。彼らが私たちを救うのではなく、でも、私たちは救われている。

とあり、猫を暮らす前と後を、BC(Before Cat) と AC(After Cat)に分けて区別し、

私のBC( Before Cat) とAC(After Cat) は,まったく異なる世界になってしまった。
猫ってなんなのかわからないが、でも、とにかくすごいものだなということは、身にしみてわかる。

とありました。
今日で、猫と暮らし始めて満4か月。世の中の猫の飼い主さんたち(日本に限らず)が、角田さんのような思いを抱きながら日々を過ごしているのかと思うと、他人の猫ブログ見ても、インスタグラム見ても、同感しながらついつい時間を忘れて眺めてしまうこの頃。幸せ〜lovely

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2016年1月17日 (日)

読書「ピアノレッスン」林巧

2016/01/17

きっかけは、フィギュアスケート(12月のグランプリファイナル他)で、女子シングルスの宮原知子選手が、滑っていたショートプログラムの音楽が、リストの「ため息」だっとことから始まった話です。

友人と、LINEで、「リストのため息」だね〜。ピアノ曲がオケ曲に編曲されて、しかもフィギュアスケートでこの曲が聴けるとはね〜heart04、と好き好きスタンプ押しながらピアノの話題になり、その時、紹介された本が、この本「ピアノレッスン」著者は、林巧さん;角川ホラー文庫。

Img_0470

実は、このジャンルの文庫本を手に取るのは、初めてでした。
角川ホラー、って言ったら、何と言っても横溝正史の「犬神家の一族」そんなイメージが強くて、この本の解説にあるような「涙と感動の書き下ろしホラー小説」なんて発想そのものがありませんでしたsmile
book
本にあった説明を半分引用すると、
book
・・・中略、その日から引き裂かれた恋人たちの時間が少しずつ動き始めた。
幾重にもからまった不思議な縁でたどり着いた古いピアノの透き通った調べに乗せて送る涙と感動の書き下ろしホラー
book

内容については、私の感想を言ってしまえば、「NHKのEテレあたりが、中高生向けに制作した場面展開が早いドラマ」という感じ。多少現実離れしているのと、途中から展開が読めてしまったところがイマイチでありました。
が、
note
取り扱われている「ピアノ曲」(文庫本のページに五線と音符が印字されていた)
が、ドビュッシー作曲、ベルガマスク組曲の第4曲目の「パスピエ」です。
この組曲は、
1前奏曲、2メヌエット、3月の光 、そして 4パスピエ、となっています。

この本では、パスピエに合わせて彼女(バレエダンサー)が踊るのですが、
そもそも、パスピエ、ってなんのことなんでしょう??
eye
わからないことは、ネットで調べる…(近頃、とっさに思い出せないと簡単に検索してしまっていて、インターネットのない暮らしには戻れない私)
fullmoon
✳︎パスピエ✳︎
passepied
フランス北東部、ブルターニュ地方に起源する集団舞踊。早めの8分の3拍子、または8分の6拍子を用いる陽気で快活な踊り。ルイ14世、15世の時代にフランスの宮廷で流行した。(バロック舞曲)
moon3
と言うことですが、面白いことに、ドビュッシーは、パスピエを4分の4拍子で作曲しています。本来ならば、4分の3拍子で、となってるはずsign02なのに??。
スピード感があり、左手がかなりのテンポで音を刻む、メロディーは明るすぎず暗くなく、なかなか難しい、でも素敵な曲。しかも、まったく「ホラー」に似合いませんsweat01
fullmoon
寒い季節は、肩が凝るから、などという理由で、ピアノをさぼりがちなこの頃。
今年、最初のレッスンでは、12月よりも「弾き方がザツになったpout」と先生からダメだしされてしまいました。
超スローテンポでもいいから、パスピエ、弾いてみたくなりましたが、
自分に喝を入れて心機一転しなきゃダメでしょね。




2015年8月15日 (土)

文藝春秋 九月特別号(芥川賞発表:受賞作二作全文&選評)

2015/08/13

お盆休みに東京に戻らないムスコ1から、
又吉直樹の「火花」、まだ買ってなければ、これが「お得」だと思うよ〜
と情報が入り、発売日の8/7に購入。
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確かに、受賞作品二作とも全文掲載されてそれぞれの選評やらインタビューが入っているなら、この月刊誌¥970は、大変お得ですdollarup
なぜ、ムスコからLINEで「火花」情報が入ったのかといえば、以前から入手したいと私が言っておりまして・・・。まず、火花が掲載された「文學界」(文藝春秋社:2015/2月号)を書店に買いに行き、「売り切れ」で買えなかったことで、出鼻をくじかれていたからです。(一度、メゲると結構立ち直りが悪いタイプ)
down
その時に代わりに購入した本が、写真に一緒に収めた文庫本
「第2図書係補佐」(幻冬社よしもと文庫)
表紙の又吉直樹の着物姿に魅かれて、なんだか即買いしてしまいました。
P1020461
が、この本を読んで、彼の「読書量」と決して浮かれない物の見方(ある意味醒めてる?)
は、作家業の基礎としてはかなりレベル高いかも…とも感じていました。
基本的に、「好きな本」の紹介、という内容なのですが、その中で又吉自身のこれまでの30年を小出しに語っています。
僧侶で芥川賞作家の玄侑宗久 著「中陰の花」(芥川賞受賞作でもある)の紹介ページで又吉が占い師に手相を見てもらうエピソードを書いているのですが…。(以下、原文を引用:95~96ページ)
.。.:**:.。..。.:**:.。..。.:**:.。..。.:**:.。.
・・・そして昨年、友達に誘われ横浜の占い師に見てもらった。占い師は手相を見るなり「長男だね。実家はもう離れたんだ。感受性強いね。本とか好きでしょう?」と驚くほどズバズバと当て、」さらに「アナタの手相は『偉人』と『犯罪者』に多いの。大成功するか大失敗するかどっちかだわね」と恐ろしいことを言った。・・・中略・・・最後に占い師は僕の手を取り「しかし、いい手相だなぁ、何歳?」と微笑む。  26歳だと答えると占い師は僕の手を見て「26・27・・・・34・・・35あっ!!」 と言って僕の手を放した。
35歳の僕に一体何があるのか?
占い師は途中まで良い手相だったからテンションが上がり素に近いノリが出てしまったのだろう。帰り道、僕は始終無言だった。僕の占いを隣で聞いていた友達が取り繕うようにやたらと明るいのも気になった。僕が「占い師『35あっ!!』って言うてたよなあ?」と聞くと友達は「言ってない!言ってない!」と必死で否定する。友達はさらに「仮に言ってたとしても死なないよ!!」と言った。友達よ、僕そこまでは考えていなかったよ。
.。.:**:.。..。.:**:.。..。.:**:.。..。.:**:.。.
又吉直樹、35歳・・・9年前の占いが当たりましたねsign03(芥川賞受賞の第一報をネットのニュースで知った時、移動中の電車内で鳥肌立ちました〜占い師スゴイ!!!)
さて、受賞作の「火花」  (以下、ネタバレあり)
読んでみると、主人公と彼の師匠がともに関西弁なので、会話はほとんどが関西言葉なのに、舞台がほぼ東京でしかも、かちゃまたの地元、沿線、行ったことある駅名やら公園ばかりでありました。(逆に言えば、知らない人には分かりにくいロケ地設定では?)
( ^ω^ )
語り手の「僕」が本質的に真面目で良い人なので、「僕」に気持ちを沿わせて読み進めると先輩との会話やメールのやり取り(結構な量です)が生き生きとしてくる感じです。
ほとんどが日の目を浴びずに消えていく若い芸人たちの挫折や、登場してくる女性の薄幸そうな様子(太宰的?だけど、彼女本人は気づいてないので救われる)とか、芸能界そのものがそうなのかもしれませんが、どことなく憂鬱な面を持つ世界を傍観しているような気分になりました。(音楽で言えば、ラヴェルのボレロみたいに同じフレーズ:火花では会話とメール:延々と続くので、やや飽きてきた)
本のタイトルが「火花」
というのは、恐らく語り部役の「僕」の漫才ユニット名「スパークス」(spark)
から来ているのだと思いました。が実際には、熱海の花火(最初と最後)が情景的にかなり印象深いので、「花火」でも良かったんじゃないかと、(「文學界2月号」を買いに行った時、書店の方に「火花」を「花火」と言い間違えそうだったから、というわけでもないけど(;´Д`A ```)、こっそり思ってみたりpig

2014年11月 6日 (木)

雑誌を読んで盛り上がる

2014/11/06

定期購読している婦人公論が届きました(11/22号)
今号の特集は、
健康で年を重ねたいから
女性ホルモンと免疫の力で
不調を撃退する』
であります。
P1010704


キーワードは「更年期」なので、それに関連する記事がてんこ盛りであります。乳がん治療がホルモン療法である私には、何かと参考になる(けど、もう知っているよhappy01!ということもあった)が、それよりも、グッときたのは、婦人公論のタイトル文字の上『ミュージカル界に輝くプリンスshine井上芳雄x浦井健治x山崎育三郎』でした。
会員になっている都民劇場の12月チケット・・・歌舞伎はイマイチの演目(というか役者)だったので、帝国劇場「モーツアルト」を選んでみました(ひと月程前に投函。その頃
NHKBSドラマ「そこをなんとか2」を猿之助見たさに録画して見ていたら井上芳雄=検事を辞めて弁護士になったヤメ検役で出演していて、そこから、今月来月の帝劇出演を知り、アマデウスは今回が 最後と聞きつけたもので・・・ううむ、限定に弱い私の選択は正しかった気がするlovely

浦井健治、五右衛門ロック3で歌っているのを映像(ゲキxシネ)で見て、何だかこの人凄い(歌うまいnote)と思い、舞台ザ・ビッグフェラー、でブリーフ姿をさらけ出して演技しているのを見て、へええ〜と意外に思っていたら、なんとミュージカル界のプリンスの一人だったのですね。
。。+゚゚。。+゚゚。。+゚゚。。+゚゚。。+゚゚。。+゚゚。。+゚゚。。+゚゚。。+゚゚。。+゚゚。。+゚゚。。+゚゚
P1010705写真だと反射して字が見えませんが、
「StarS](2013年に結成したユニット名)
でも、現在はそれぞれの舞台出演で超多忙なため、揃っての活動が出来ないそうですdespair

この3人は、(というか、この世界は)意外と横のつながりがないそうで、(有る意味彼らはライバル同士でもある)最初の頃はみんな「どう会話したらいいの?」という感じだったそうです。
P1010707
井上芳雄のアマデウス、楽しみになりました(Wキャストゆえ、井上氏の出演日を選んでいたはず・・・)

それ以外の記事では、三浦友和の手記「仕事が激減した僕に、妻・百恵が言った言葉は」
(・・・一般発売前なので、それをここに記すとネタバレとなってしまうsweat01
そして次号の特集は、
年末こそ、モノを捨て福を呼ぼう!」でした(笑)

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2014年11月 3日 (月)

小説「楽園のカンヴァス」(原田マハ著)を読む

2014/11/3

読書の秋、というのに、読み終えた本がこの2ヶ月で3冊、という体たらく。
その中で、このジャンル初めて、というのが「楽園のカンヴァス」でした。
簡潔にまとめると
 ・美術史という視点から見た時代小説(といっても近代美術)
 ・絵画の真贋鑑定ミステリー
・普遍的な「愛情」がちりばめられたラブストーリー
ストーリーは、Amazonの本コーナーから引用すると、

内容(「BOOK」データベースより)

ニューヨーク近代美術館のキュレーター、ティム・ブラウンはある日スイスの大邸宅に招かれる。そこで見たのは巨匠ルソーの名作「夢」に酷似した絵。持ち主は正しく真贋判定した者にこの絵を譲ると告げ、手がかりとなる謎の古書を読ませる。リミットは7日間。ライバルは日本人研究者・早川織絵。ルソーとピカソ、二人の天才がカンヴァスに篭めた想いとは―。山本周五郎賞受賞作。
であります。
「このミステリーがすごい!」の2013年の堂々6位に入ったという評判の小説。
以前、友人に薦められてこの作者の「本日はお日柄もよろしく」を図書館で借りて読んだ際に、人気がありそう、という理由だけで「リクエスト」していた本が読書週間に順番回ってきました。(ガンバッて読まなきゃsweat01
本を受け取り、先ず、表紙に「絵画」
これが、アンリ・ルソーの「夢」という作品でした。
P1010702
私自身が、絵が下手(文字やイラスト等を真似して書くのは好きですが)なので、絵については、避けてきた、というのが正直なところ。
それでも、ミーハーなので、昨今の「展覧会」ブームに影響されて、○○展、なるものに時々出かけますが、その中でも、未だによく判らないのが「近現代アート」bearing
ピカソなどに影響を与えた、といわれるこのアンリ・ルソーという画家のことも何一つ知らずに読み始めました。本の最終ページに、「この物語は、史実にも基づいたフィクションです」と書いてありましたが、史実がどこまでなのか、全く見当もつかないまま、ミステリー(時代も場所も異なる3つの話しが巧妙にリンクする展開)にグイグイ引き込まれ、半分近くまで読んだらもう止まらなくなりました。(連休なので読み終わるまで眠らず過ごす・・・ささやかな幸せheart01

アンリ・ルソーという画家は、絵の具の色の使い方(特に緑色)が素晴らしいです。(だからジャングル描くのが得意なのでしょうか?)それにしても、作中には、表紙絵以外の「絵」も数多く登場しますが、絵に対する知識レベルが低いかちゃまたには、文章だけで想像するのは苦しい作業(頭の)でした。
しかし今は、ネットで検索!!という単純明快な解決策があります。
すると、さらに素晴らしいことに、この小説に出てくる絵画が「まとめられて」いたサイトがありました。  このサイトの絵及び解説を見て驚きました。パブロ・ピカソ作「パイプを持つ少年」(1905年)は、オークションで、1億416万8千ドル(約118
億円)で落札されたのだそうです。
にわかに実感が湧かない、数字の感覚が麻痺しそうな金額dollar
芸術家の世界、というのも(芸能界同様!?)、収入格差が極端過ぎて一般庶民には理解不能であります。ネタバレになりますが、この小説に登場するコンラート・バイラーという伝説のコレクターは、巨万の財産を持った老人ですが、若かりしときは、極貧だったようです。

そして、実際に、アンリ・ルソーは、存命中は、とても貧しい暮らしだった様子で、それでも自分で自分を励ましながら、いつでも真剣に絵画を描き続け、貧困から来る病によって66歳で没するまで、恵まれない生活環境の中で真の画家として生きたのでした。

が、その作品からは、(これはあくまでも私見ですが)、「貧しさ」や「寂寥感」のような、
惨めな悲しさが感じられません。日本の演歌にある歌詞「ボロは着〜てても心は錦note
を文字通り行く人だったのでしょうか?

ピカソが敬愛していたルソーという画家、というように「枕詞」がつくから、近代美術の愛好家(著者の原田マハさんもきっとそう)からは、非常に高い評価で有名なルソーではありますが、私の目から見れば、やはり、上手いのか下手なのか、よくわかりません。

それでも、小説の中の「ルソーについての話し」を読み終えると、ルソーという画家に親近感が湧いてくるようになるのは、作者の気持ちが、小説内に深く潜んでいるからなのでしょう。多少展開(人間関係)が強引なところもありましたが、ハラハラドキドキは、テレビドラマのつまらない2時間ドラマよりは遥かに面白い、秋の夜長に相応しいミステリーでありました。

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2014年9月26日 (金)

読書してイベントに備える

2014/09/26

○○の秋、・・・何をするにも気候に恵まれるこの時期、「お出かけ」プランに備えて関連する本を読みました。
お出かけは明後日、浜松までの日帰りバスツアーにて「エア・フェスタ浜松2014」
読んだ本は、有川浩の「空飛ぶ広報室」
Img_0186
昨年(2013年)の4月〜6月期
日曜夜のドラマとしてTBSで放送されたものの原作。
ドラマは見ていませんでした。
明後日、浜松の航空自衛隊浜松基地に行くことが決まってから初めて本を手に取りました。
有川浩の文章は読みやすく、ドラマのキャスト(主役の2人が綾野剛と新垣結衣、彼らの上司役が、それぞれ柴田恭平、生瀬勝久・・・・これなら見ておけば良かったなあ、とちょっと後悔)を想像しながら割と短期間で読みました。
が、それにしてもよく判らないのが、飛行機の名称。
ブルーインパルスという練習機(戦闘機ではない)でさえも機種の変遷があり、まして、それをアルファベット表記で、T-4,とかF-15,などと数字で言われても、まったくピンと来ないどころかほとんど判りません。

これは、いくら予習しても頭に入らないだろうと、最初から諦め、明後日現地で良く見てきてから知識を整理しようと思うのでありました。

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2014年5月21日 (水)

婦人公論6/7号:特集「片付け」

2014/05/21

朝からずっと一日中雨。
こういう日は、家の中で過ごすには好都合(*^.^*)
(配達受け取りや電話待ち、の用件もあった)
溜め込んだドラマの録画見たり、気になる調べものをしたり、ピアノ弾いたり
一人で過ごすにはちょうど良い気温と物静かな自宅。

と文章にすると優雅な雰囲気だけれども、食事は残り物を食べながら結果的には
ダラダラと・・・過ごしていたわけでもありました。
とそこへ、定期購読の雑誌が届く。
特集記事は、なんと「幸せを呼びこむ捨て方と整理術」
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そういえば、この雑誌を初回購入したとき 付録にあった「断捨離」しーるbyやましたひでこ、は1枚も利用しておりませんでしたsweat01sweat01

結局、本日の用件(電話や荷物の件)、解決後は、紅茶淹れて、ずーっと雑誌読むだけでもうこの時間(午後6時半)

定期購読すると郵送されてくる雑誌に、A4一枚の編集長だより、が付いてきます。今号の特集に触れ、

(…・途中まで略、。この「捨てたらなにか欠落するんじゃないか」というそこはかとない不安を振り払えるかが、片付けというものの本質なのかもしれません。

再び略・・・   お片づけコンサルタントの中山真由美さんが、「『捨てられないもの』トップ10 処分のコツを教えます」と銘打って、私のようなふんぎりがつかないでものを溜め込んでいる人間に明快なアドバイスをくださっているのですが、ズバリ、「子どもの作品は『本人がもういらない』と言ったときが捨て時」だそうです。)

そのトップ10とは、①洋服 ②バッグ ③靴  ④食器 ⑤こどもの作品 ⑥写真 ⑦年賀状・手紙  ⑧化粧品・香水 ⑨タオル ⑩鍋
だそうです。

この特集に関連して、取材されているのが、女優の戸田恵子さん、シンガー・ソングライターの大貫妙子さん、作家の森まゆみさん、新井素子さん。

その他には、認知症のこと、介護のこと、女性の貧困問題、教育現場の緊急課題、等
婦人公論読者層が興味持つ話題満載でした。

これから必要なものを残し、もう要らないならばお別れをしないと・・・。

持ち物を選び抜くことで、どう生きたいかがはっきりし、望む未来が近づいてくるのだそうです。また、片付けには、体力、気力、時間が必要だとも。 本当にその通りだと思うこの頃。体調や人生観も変化しがちな50代です。地味でもいいからやって行かねば…flag (とここでお腹が空いて、集中力が減退する、かちゃまたでありました)

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2014年5月13日 (火)

新聞まとめ読み(主にスポーツ)

2014/05/13

朝から雨、8時過ぎたら地震まであって、ラジオ体操が出来なかった分、いつものアクアフィットネスの前に泳いでみました。・・・・気合いを入れて、先ずは50mをクロールでガシッと泳いだつもりが、もうそれだけで全身が「苦しい〜sweat01」と悲鳴をあげました。40代の後半から筋力が低下しているのでは、という懸念があるにはありましたが、バタ足が私の体に与える影響の大きさにいささかショック!。
45分のフィットネス中にリタイアするのもカッコ悪いし、体力温存、ということでそこから先は、スローペースの平泳ぎ、時々クロール、で何とか300m。これが限界bearing

帰宅後、溜まっていた新聞をまとめ読みしたのだけれど、こんなに運動ダメな私にとって、いま印象に残るのは、スポーツで活躍する日本人選手たち。

【卓球】 世界団体選手権  香港戦 での 平野早矢香選手のミラクル逆転劇
 5/4 女子準決勝の 日本vs香港戦、1勝1敗で迎えた第3試合。
平野選手は先に2ゲーム落とし、マッチポイントを握られながらみごとに巻き返し、31年ぶりの決勝進出につなげた。日本女子の村上監督が「見たことがない」という大逆転ぶり。
(この試合は、LIVEで放送され、久しぶりに家族皆でテレビ観戦したもの。
マッチポイントを香港に握られて、オットが「ダメだね、もう終わりだよ」とため息ついてからの怒濤の展開に実際に「手に汗握る」スポーツ中継の醍醐味を味わいました。平野選手の下の名前「早矢香」をオットは、「はやか」と呼ぶため、「えー、違うよ(さやか)だよ」「娘に(はやか)なんて、JR九州の「ハヤカケン」でもあるまいし、ありえないし」とか、些末なことにウケながらも試合を観戦
しつづけ、勝ったのは気持ち良い!それをダシに乾杯出来るって幸せですbeer

【テニス】 マドリード・オープンで決勝にまで進んだ 錦織 圭選手 この試合結果により世界ランキングは日本男子初のトップ10入りし「9位」shine

決勝では、ナダルから1セットはとったものの、腰痛等の不調で途中棄権(準優勝)
準決勝もナダル同様スペイン人のフェレール。彼の持ち味の粘り強さに根負けしなかった錦織くんもすごかった。完全アウェーの会場の雰囲気にもまったく動じないという精神力の凄さ。(あとは、体調(腰)を整える、ですね。フレンチオープンが楽しみだ)


【サッカー】 W杯ブラジル大会の日本代表23人発表
選ばれた23人の特徴は、海外組が12人もいること(前回南ア大会では4人、その前のドイツ大会でも6人)・・・これは、海外組の選手も分母が大きくなったからでもあって、私が比較的好感を持って見ていた細貝選手、乾選手、いずれも招集されてません。

昨季J1得点王で好調の大久保選手が選ばれたこと。
昨年父親を亡くし、故人の願いでもあった「日本代表→W杯出場」。大久保選手は、父を失って、ますます思いが強くなったそうで、しかも、昨日は亡父の1周忌に当たるそうです。(こういう人って「時の運」を持っていたりするかも)
遠藤選手はこのメンバーで最年長34歳、唯一の3度目出場。
年下の選手からも「ヤットさん(保仁:ヤスヒト)」と呼ばれ、性格などはよくわかりませんが、ガチャピン(みたい)と呼ばれている遠藤選手、
本人の談話からも
「3回目で誰よりもW杯を経験しているので、1つにまとまって戦える雰囲気を作りたい。チームは生き物。ピッチ内外でバランスを取れれば」
と、充分自覚されていることがうかがえます。

野球や大相撲はトップニュースにならない限りあまり興味がないので省略。

集団的自衛権やTPP、ウクライナ危機のことなどについては、ブログでは重いのでこれも割愛。
あとは、連載小説(今月から林真理子「マイストーリー」が始まる)。
一応欠かさず読んでいます。(連載小説100年記念で始まった、夏目漱石「こころ」のほうは早くも脱落・・・) 林真理子の連載小説といえば、ドラマ化されて面白く、原作本まで買ってしまった「下流の宴(毎日新聞連載小説2009年3月〜12月)」のような、ワクワク感がありません、が、もうちょっと読み続けてみようかと思うこのごろ。


Img_0112 よく見ると妙にカワイイので登場してもらいました。

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